アドラー心理学をカウンセリングに使うと効果倍増?

2022年7月14日アドラー心理学をカウンセリングに使う

アドラー心理学とカウンセリングの相性

 

アドラー心理学と言えば、書籍「嫌われる勇気」が有名ですよね。

以前からアドラー心理学を学びたいと思っていて、今年(2021年)久しぶりに他社のカウンセリング講座をオンラインで受講させていただきました。

もちろんアドラー心理学を主体としたカウンセリング講座です。

私が一番受けたいと思っていた講座でしたが、受ける前は正直本当にカウンセリングやセラピーに取り入れて効果があるのか???

そんな疑問も多かれ少なかれありました。

なぜかというとほとんどの場合、◯◯心理学を勉強しても知識や理論は素晴らしいのですが、実際のカウンセリングやセラピー現場で役に立たないケースも正直経験してきたからです。

そのために今までかなりの時間を費やしてきました。言い方を変えると心理オタクですね・・・(笑)

開業当初から、ずっと目標にしていたことがあります。

それはどんな症状のケースでも解決できるカウンセラーです。

一流の腕を身につけるのは当然として、何よりせっかく私のことを信頼してくれてご相談に訪れてくれる人に大満足してもらいたいからです。

商売をやっている方たちであればこういった気持ちを強く持たれているのは当たり前ですよね。

この記事から何ページかにわけてカウンセラー杉田が「これは使える」と特に感じたアドラー心理学の一部をお伝えしていきます。

ですから、これからカウンセラーを目指されている方やベテランカウンセラーの方にもお役に立てると自負しております。

 

カウンセラーが感じたアドラー心理学

感想としては今まで私がカウンセリングを行ってきた考え方やセラピーの手法がよく似ている部分があり、改めて原点回帰できたことが良かったです。

それと新鮮な気持ちで学べたところもあって、本当にたくさんの学びがあり、受けて本当に良かったと実感しております。

また自分と向き合っていくワークもたくさんありました。

せっかくなのでさらに生きやすい自分になるためにも真剣に取り組んでいきました。

今まで私が受けてきた国内の講座や海外セミナーを含めても一番学びを深められたのではないかと感じさせるくらい良かったです。

 

アドラー心理学は難解?

アドラー心理学は難解?

 

アドラー心理学は難解と言われているみたいですが、講師の方が経験から得られたことを参考にかみ砕いて講義してくれたことがさらに学びを深められたような気がします。

私は幼少期のトラウマが影響しているせいかわかりませんが、学習障害みたいな部分があり、一度講義を受けただけではさっぱりわかりません(泣)

ですから、動画を購入して時間があるときは何度も見て学習しまくりました。

5回くらい見てやっと理解が深ったような気がします・・・。

重要だと実感した場面は何度もリピートして観ました。

これぞ心理オタク(笑)

学習障害がない普通の方であれば、このセミナーの内容からしてアドラー心理学は難解とは言えないと思います。

 

カウンセラーから見た全体的な感想

全体的な感想から言うと今まで私が行ってきたカウンセリング・セラピーを理論的に整理整頓してくれたみたいな感じですので私としては非常に助かっています。

ちなみに私は直感とか感覚で行っていくのが得意で自分がやっていることを理論的に整理していくのは苦手なんですね。

それを体系化できたことが私としては革命的なことです!

このアドラー心理学から得られたことを私が主催しているカウンセラー養成講座の中に取り入れていきます。

自分で言うのはなんですが、最強のカウンセリング・セラピーマニュアルが完成しました。

私はカウンセラーですから、カウンセラーから見たアドラー心理学と普通の会社員の方から見たアドラー心理学はまた別物に感じるかもしれません。

もちろん人間ですから皆それぞれの価値観があります。

そして今現在の環境や人間関係、メンタル状態などで感じ方は変わってくると思います。

特にこれからカウンセラーやコーチを目指されている方にはお役に立てると感じております。

もちろん子育てや管理職など人を指導する立場の方にも良いと思います。

最強のマニュアルも完成しましたのでアドラー心理学を取り入れたカウンセラー養成講座のページをご紹介させていただきます。

 

アドラー心理学とカウンセリングの相性

アドラー心理学をインターネットで検索したら、ウィキペディアに以下のことが書いてありました。

アドラー心理学、個人心理学とは、アルフレッド・アドラーが創始し、後継者たちが発展させてきた心理学の体系である。個人心理学が正式な呼び方であるが、日本ではあまり使われていない。

ウィキペディア

私が注目したのが

「日本ではあまり使われていない」

ビックリ!!!

マジすか~

もったいない~

って感じです

それくらいカウンセリングとの相性は抜群だと私は感じていますしアドラーファンになってしまいました(笑)

アドラー心理学の講座を受けてから、私は自分のカウンセリングに取り入れていますが、マジで役に立っています。

そこでどんな部分が役に立っているのか?

その骨組みをお伝えしていきます。

 

アドラー心理学の理論と思想と技法

誤解しないように最初にお伝えしておきますが、これはあくまでも杉田が学んだ中で特に気に入っていると思われる理論や思想、技法ということでご理解くださいね。

私の視点でどういったところが特に実際のカウンセリング現場で役に立てるのかをいくつかお伝えしていきます。

また私が今まで行ってきたカウンセリング・セラピーに対しての考え方などがアドラー心理学の理論や思想、技法と一致していた部分もかなりありましたので自分がやってきたカウンセリングが間違えではなかったと実感しました。

私は師匠がおらずに独学でカウンセリングやセラピーの技術を身につけた人間です。

余談ですがカウンセラーになろうと思った時から、師匠探しをしていたのですが「この人」と思える方とは巡り合うことができませんでした。

ですから、まさに・・・

叩き上げのスキル

これ言ってみたかったんです(笑)

どこかのテレビドラマで聞いたことある方もおられますよね?

 

思想

アドラー心理学の思想は共同体感覚と言われています。

これは3つから成り立ちます。

①自己受容

②他者信頼

③貢献感

共同体感覚については以下の記事に詳しく書いてありますのでご覧になれます。

アドラー心理学共同体感覚

 

理論

創造的自己

目的論

主観主義

その他にまだ2つあるのですが、私の中ではまだ消化しきれていない部分がありますので、とりあえずこの3つにしておきます。

 

技法

勇気づけ

課題の分離

早期回想

まだまだいっぱいありますが、技法の中で気に入っているのは今のところこの3つです。

私がここで上げたアドラー心理学の理論と思想と技法がどのようにカウンセリング現場で役に立つのかは、今後詳しく記事をアップしていく予定です。

 

 

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記事の担当者

このサイトのすべての記事は代表の杉田義晴が自らのカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
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