わかりやすいアダルトチルドレンと機能不全家族

アダルトチルドレンと機能不全家族

アダルトチルドレンと機能不全家族

 

この記事はアダルトチルドレンって何?

機能不全家族って何?

と疑問に思われている方に最適です。

アダルトチルドレンは、略してACとも呼ばれます。

最近では知っている方も多くなってきたと感じています。

何かの心の問題を抱えている方であれば、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。

この記事では詳しいことは述べませんが、読んでいただければわかるような内容にしておりますので、初めてアダルトチルドレンを知った方にはわかりやすいでしょう。

 

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンの初期の意味は「アルコール依存症の親のもとで育ち、すでに成人した人々」
(Adult Children of Alcoholics, ACA, ACoA)を指す言葉で、1970年代アメリカの社会福祉援助などケースワークの現場の人たちから発生した概念です。(医学的な診断名ではありません)

さまざまな道筋経て、現在は機能不全家族の環境で育った人のことをアダルトチルドレンと呼んでいます。

子どもにとって、一番安全で安心できる居場所は、本来学校よりも友達関係よりもお父さんとお母さんがいる家庭でなければなりません。

それなのに機能不全の家族の環境で育てられると、さまざまな心の問題を抱えてしまったり、人間関係を上手く築くことができなかったり、生きづらさを感じてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

 

機能不全家族とは

 

機能不全家族とは、簡単に大きく分けると家庭内に身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトなどが恒常的に存在する家庭環境のことです。

また機能不全家族は家庭崩壊や家族崩壊とも言われています。

では身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトこの4つを述べていきますね。

身体的虐待

身体的虐待は、躾(しつけ)と称して蹴る、殴る、お尻をたたくことから、外傷が残るアザや傷、又は首を絞めたり、溺れさせたり、寒い屋外に長時間ほり出されたことも含まれます。

また髪の毛を強く引っ張ったり、頭を押さえつけたり、胸ぐらをつかんだりする行為も身体的虐待として扱われています。

性的虐待

性的虐待は、わいせつな行為をさせたり、したり、見せることです。

異性の親が変な視線で見ること、お風呂で身体を洗うと称して嫌がることをすることも含みます。

心理的虐待又は精神的虐待

心理的虐待は、言葉による暴力で無視したり、怖がらせたり、刃物を突き付けて脅かしたり、人格を否定するようなことを言って、自尊心を踏みにじることもそうです。

また子どもの大事なものを捨てたり、過度な期待をしたり、役割以上のものを分担させることも心理的虐待です。

ネグレクト

ネグレクトでよく言われているのが以下の2つです。

子どもに対する育児放棄と育児怠慢です。

 

機能不全家族の詳細

これから機能不全家族とはどういった家庭環境なのかを項目に分けてまとめてみました。

以下の項目が該当すればするほど、アダルトチルドレンと言っていいでしょう。

  • 身体的虐待があった。
  • 性的虐待があった。
  • 精神的虐待があった。
  • 父親と母親が不仲であった。
  • 父親と母親が頻繁にケンカして怒りの爆発がよくあった。
  • 愛情が欠如した寂しい家庭であった。
  • 人格や尊厳が否定されるような行動や言葉がある家庭であった。
  • 傷つく言葉を言われる家庭であった。
  • 罪の意識をうえつけられる家庭であった。
  • なんらかの脅しがある家庭であった。
  • 家庭内でおこっていることを外で話さないように言われる家庭であった。
  • 見捨てられることを言われる家庭であった。
  • 他人や兄弟姉妹とたびたび比較される家庭であった。
  • 親の思い通りに制御される家庭であった。
  • 親の期待が大きすぎる家庭であった。
  • 他人の目を気にする、表面だけよくふるまう家庭であった。
  • 多くの秘密がある家庭であった。
  • 容姿をからかわれることがある家庭であった。
  • 自分の存在を否定された家庭であった。
  • 依存症や共依存の者がいる家庭であった。
  • 家庭内ルールに一貫性がない家庭であった。等

このように不健全な家庭環境で育ってしまった子供は、大人になってからも人間関係や、その他、人生のあらゆる場面で生き辛さを感じてしまうのです。

ちなみに私は身体的虐待、心理的虐待、弟と比較された、自分の存在を否定された、刃物で脅かされた、父親がアルコール依存で母親といつもケンカをしていた。

問答無用、私はアダルトチルドレンの中のアダルトチルドレンですね。

詳しくは「自分なんていなくなればいいと自己否定が強い方」をご覧になってみるのも参考になります。

 

アダルトチルドレンの特徴と悩みどころ

機能不全家族で育ったアダルトチルドレン(AC)には、私の経験上、心の特徴がいくつかあると思っていますのでまとめてみました。

  • 自分に対して自己否定的
  • 何事にもネガティブ思考
  • 対人関係が苦手
  • 恋愛が上手くいかない
  • 自分の意見を言えない
  • 人に合わせ過ぎる
  • 人目を気にし過ぎる
  • 自分の過去を見ないよう避けている
  • 依存的で甘え過ぎるところがある
  • 見捨てられ不安が強い
  • 自立ができていない
  • 自分に自信が持てない
  • 自分を粗末に扱っている
  • 自分のことが嫌い
  • 自己評価が低い
  • 自分は生きる価値がないという想い
  • 自分なんていなくなればいいという想い
  • 離婚しやすい
  • 友達と深い関係が築きにくい
  • いい子ちゃんでいる
  • 親を憎んでいる
  • 感情を表現することが苦手
  • 自分で自分がよくわからない

まだまだあると思うのですが、こんな感じです。

どうですか?

上記のような心の特徴があると人生を心の底から楽しむことができると思いますか?

▼アダルトチルドレンの最大の特徴▼

自己評価が非常に低くて、自己受容(ありのままの自分を受け入れる)ができていない

しかし、アダルトチルドレンを克服することはそんなに難しくないです。

自己受容(ありのままの自分を受け入れる)と心の基礎については以下の記事をご覧になると参考になります。

自己受容本当の意味とカウンセリング効果

 

アダルトチルドレンを克服するには?

アダルトチルドレンを克服していくための年月として、よくかかった年数分だけ回復に時間がかかる。又は半年から1年かかるとか言っている心理カウンセラーも多いみたいですが、そんなに時間はかかりません。

もちろん個人差はありますので中には、3か月くらいかかる方もおられます。

しかし、1週間に1回カウンセリングセラピーを受けられれば、早くて1か月かからずに改善された方もおられます。

また集中コースをご利用していただければ、3日あれば改善する方もおられます。

ではなぜそんなに短期間でアダルトチルドレンを克服することができるのか?

それはアダルトチルドレンに非常に有効なインナーチャイルドセラピーを効果的にピンポイントで行うことができるからです。

私はアダルトチルドレンに有効な心理療法はインナーチャイルドビリーフチェンジセラピーだと確信しております。

もし詳しく知りたい方は以下のページをご覧になるとわかります。

インナーチャイルドセラピー

だから、この記事をご覧になられて自分がアダルトチルドレンだと知ってしまったとしても落ち込む必要も絶望する必要もありません。

しっかりと幼少時代の自分と向き合っていけば、大丈夫です。


アダルトチルドレンと機能不全家族との関連性が高い記事です。以下の記事もかなり参考になると思いますのでご覧になることもできます。

母親が憎い親が許せない方の心理とカウンセリング