自分がずっと嫌いだった女性が男女ともモテモテになったワケ

2024年3月28日自分嫌いを克服する秘訣

自分嫌いを克服した女性のイメージイラスト

 

この記事では今現在、自分のことが嫌い、大嫌いな方が、自分嫌いを卒業したいと願っている方に向いています。

性格改善や自分を変えたいと願って、カウンセリングに来られる方に私はよく「自分のこと嫌いですか?」みたいなことをお聞きすることがあります。

ほとんどの方が「嫌いです」と答えます。

そもそも自分のことが好きだったら、性格改善を目的としたカウンセリングには来られないでしょう。

それくらい自分のことを好きでいられるって、幸せなことかもしれませんね。

面白いことに今まで自分のことを何十年間も嫌いだった方が、心の根本解決を目的としたカウンセリング・セラピーを受けられて自分を嫌いではなくなってきた方が続出しております。

そういった方たちは、自己啓発本を読みあさったり、心理学系のセミナーなどで自分を変えようとして参加されている方も多数いらっしゃいました。

それなのに自分を好きなることは一向に叶いませんでした。

ではなぜ・・・

セラピーを受けられて、あっさりと自分嫌いから卒業することができたのか?

自己啓発セミナーでは、なぜ自分嫌いを脱出することができなかったのか?

これから自分嫌いを卒業して、自分を好きになって人生を変えたいと望まれている方は、この2つのことは絶対に知っておきたい内容かもしれませんね。

以前、東北地方から1泊2日集中コースでご相談に来られた30代女性の事例を通して、この2つのことを中心にわかりやすく解説していきたいと思います。

やはり人生一度きりですので、自分のことを嫌いで生きるよりは、自信をもって自分のことを好きだと言える人生にしたいものです。

私自身も自分のことが大嫌い人間だったので、つくづくそう感じています。

30代女性の事例

彼女は体験談で以下のことを書いています。
(この彼女の体験談は手書きです)

「私はずっとずっと自分のことが嫌いでした。そしてずっとずっと『いい子』で過ごしてきました。他人の目から見た自分だけが全てで、なりたいと思う自分にも『誰からも好かれる人』でした。」

彼女のこの言葉が今まで自己啓発本を読みあさったりしても残念ながら自分のことを好きになれなかった理由でもあります。

その理由がこの文章の中に隠されています。

ヒントとしては彼女はある自分を苦しめる願望を強く持ってしまっていることによって、自分で自分のことを否定せざるおえなくなってしまっている状態だからです。

もちろんこの願望が自分を苦しめているとは意識では気づいていません。

しかし

一見、素晴らしい願望に見えるかもしれません。

言ってみれば、自分嫌いの負のループから抜け出せないような心の状態になってしまっています。

その理由がわかった方、手あげてください!
わかった方は、すぐにでも心理カウンセラーになられる準備をはじめましょう(笑)

なぜ自分を好きになれなかったのか?

さて、先ほどの理由を解説していきますね。

物事何でもそうですが、いくら努力しても状況を変えられないときは、なんだかの原因がありますよね。

もしかしたら、その原因は深いことなのかもしれませんし、意外とちょっとしたことかもしれません。

大手企業はもちろん町工場の会社、料理人、アスリート、芸術家、何かの研究開発に携わっている方たちなどなど・・・。

先日、一流の料理人が皆さんご存知のくら寿司のお寿司10皿を評価する番組が放映されていました。

その10皿のなかでもすごく興味あったのが、熟成マグロでした。

約半年前にくら寿司さんが自信を持って送り出したこの熟成マグロは、すごく否定的な評価に終わり、不合格となった商品です。

その後くら寿司さんは、マグロの熟成に関して東京大学大学院 農学生命科学研究科と手を結び研究をし続けたそうです。

その結果、見事半年後にリベンジを果たしました。

ちょっと余談になりましたけどね(笑)

そうやってその原因を突き止めて、そして対策方法を考えて行動する。

原因を突き止める→対策方法を練る→行動する

このパターンを繰り返し繰り返し行うことによって、我々人間は次のステップに上がることもできます。

当たり前のことですが・・・。

私は常にカウンセリングやセラピーを行っていくとき上記のように考えながら進めて行くことを心がけています。

彼女の原因はここにあった!

彼女が自己啓発本を読みあさって努力をしても

なぜ自分を好きになることができなかったのか???

その理由はこれです。

先ほどお伝えしたことです。

「私はずっとずっと自分のことが嫌いでした。そしてずっとずっと『いい子』で過ごしてきました。他人の目から見た自分だけが全てで、なりたいと思う自分にも『誰からも好かれる人』でした。」

私がカウンセリングを進めて行く最中にポイントとして、抑えておいたのが「いい子」「誰からでも好かれる人」この2つのキーワードでした。

「いい子」でいるということは、誰にでも合わせることができるコミュニケーション能力を持っていて、素晴らしい人間だと認識される方も多いかと思いますが・・・

実は裏を返すと自己否定が強くなる傾向があるのも事実です。

もちろん自己否定の部分は、どういった部分の自分を否定しているかは人それぞれ異なります。

自己否定が強くなっている状態だとそのループにはまってしまい自分嫌いからなかなか抜け出せなくなってしまう可能性が非常に高まってしまいます。

人間誰だって、ズルイ心、よこしまな心、自己中的な心を多かれ少なかれ持っています。

「イイ子」でいるということの意味は・・・

自分の心の中に備わっているネガティブな心の部分を「イイ子」でいなければいけないという想いが強ければ強いほどなかなか肯定することが困難になってきます。

そうするとどうしてもネガティブな心の部分を邪魔者扱いし自己否定することに走ってしまう・・・。

それがこの彼女が自己啓発本を読んでも自分を好きになれなかった理由の一つです。

明確になった価値観

彼女が強く思い込んでいた

「いい子」
「誰からでも好かれる人」

この2つのキーワードを基にしながら、カウンセリングを進めて行くとあるネガティブなビリーフ(価値観、思い込み)が存在していることがわかりました。

それはこれです↓

「他人に嫌われると母親が愛してくれない」

読み進める前にこのビリーフ(価値観、思い込み)が彼女を苦しめるどんな深い意味を持つか想像してみましょう・・・。

このようなビリーフ(価値観、思い込み)を持っているとどのように生きづらいと思いますか?

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

この思い込みがなぜ自分嫌いから卒業することにブロックをかけていたか何かのヒントを見つけることは素晴らしいことです。

こういった悩みの基になっている根っこのビリーフを自分一人の力で探し出すのはハードルがかなり高いかもしれません。

自分嫌いをセルフセラピー(自己療法)で克服していくためには、色々と自らの心の状態を探っていく仕込みが必要になってきます。

セルフセラピー(自己療法)をやってみたいという方、その仕込みの方法は以下の記事を参考にされるといいですよ。

では彼女を苦しめていたビリーフ(価値観、思い込み)のことに関して解説していきますね。

自分嫌いに関わるビリーフ解除

さて彼女の以下の思い込みをどうのように解除していったのか???

「他人に嫌われると母親が愛してくれない」

なかなか自分一人の力でこういったネガティブなビリーフを探し出し、そしてそのビリーフを解除していく作業は非常に難しいかもしれません。

だたし、このようなステップを得て自分嫌いから抜け出す方法もあるのだと認識するだけでも希望という光が見えてきます。

自分嫌いを改善していくための方法は、この方法だけではないですけどね。

インナーチャイルドの癒し

彼女の場合、私は催眠療法(ヒプノセラピー)によるインナーチャイルドビリーフチェンジセラピーが一番適しているかと思い、それを行っていきました。

このセラピーで私がどんな目的で行っていったかというと???

先ほどお伝えした黒幕の思い込みを変換していくことと、インナーチャイルドの癒しの2つを主に心がけて進めていきました。

①他人に嫌われることをビクビク怖がっている幼少期の頃の彼女の心を安心させる

②他人に嫌われてしまったときお母さんが愛してくれないなんておかしい又は他人に嫌われてもお母さんは愛してくれる

彼女の協力もありこの2つを行っていき見事に心のオペが大成功しました。

私失敗しないので・・・(笑)

終了後、彼女がこんなことを言っていました。

「今まではめられなかったパズルのピースがやっとはめられた」

人それぞれ改善した時のイメージは違いますが、彼女はこういったことを言ってくれました。

催眠療法(ヒプノセラピー)とインナーチャイルドセラピーについてのサイトは以下にリンクしておきますね。

仕上げのセラピー

根っこの部分を改善し肥料を与えましたので、今度はネガティブなビリーフのおかげで育ってしまったいらない枝や葉っぱの部分を切り落とす作業をさせていただきました。

この部分はEFT(エモーショナルフリーダムテクニック)が一番早く改善できる可能性が高いと判断したので、それを行っていきました。

そのおかげで心の状態をリセットすることができたことにより、心の中にたまっていたストレスという猛毒を解毒することに成功しました。

彼女の場合

「イイ子」=「優秀な人」と認識して、自分がそうならなければいけないという想いが強い

その想いが自分だけでとどまればいいんですが、他人にもそれを求める癖があったので他人に対する評価も厳しかったです。

ということは・・・???

他人(特に同僚や後輩)が、ちょっと怠けている行動をしているだけでそれがすごくストレスになってしまうと思いません?

そんな長年のストレスが、心の中にかなり溜まっていたのでそれを大掃除していきました。

彼女の自分嫌いのセラピーはこれで終了です。

そして

1泊2日のセラピーが終了して、しばらくしてメールをいただきました。

そこにはとても興味深い内容が書いてありました。

「男女ともにモテるようになりました」

自分嫌いから卒業するとこういったことが起こるんですよ!

本当に不思議ですね・・・。

何でこういったことが起こってくるのかは、あえて説明しませんが感の鋭い方はすでにわかっているかもしれません。

この彼女の体験談は以下のページでご覧いただけます。

自分のことが嫌いだった30代女性の手書き体験談

 

 

Left Caption

記事の担当者

この記事は代表の杉田義晴が長年のカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
カウンセラー杉田のプロフィール