親がうざい!キライ!そんな想いを抱えている中学生・高校生へメッセージ

2022年7月14日自分嫌いを克服する秘訣

黒板でテーマを紹介する女子高生

 

この記事は中高生の皆さんを対象にしてお伝えしていきます。

私は杉田と言いますけど子どもの頃、親に酷い精神的な虐待を受けたので、その経験を活かして杉田のおっちゃんは心理カウンセラーを職業にしたよ。

昭和の時代はバリバリのお兄さんだったんだけどね(笑)

今現在あなたは親に対して以下のように感じているかもしれません。

「とにかくうざい」
「しゃべりたくない」
「嫌い」
「親の存在がストレス」
「いちいちめんどくさい」

こう思っているということは、様々な心理状態が存在すると考えられるんだよ。

そういった自分理解みたいなこともお話していくから楽しみにしてくれると嬉しいよ。

ちなみにここでお伝えしていくことは、学校では教えてもらえないことも多々あるよ。

この記事を読んで100分の一でもあなたの心が楽になれたらと思っています。

最後まで読まないと罰金だからな(笑)

 

親のこんな態度がうざい!

あなたの親のどんな態度、行動、言葉にうざいと思うのか詳しくお話していくね。

これを知るとあなたの親の特徴がわかってくるかもよ???

いちをあまり好ましくない親の特徴みたいなやつをこれから紹介するぞ。

これは杉田のおっちゃんがまとめてみたので参考にしてみてね。

 

好ましくない親の特徴

①過保護、過干渉
②親のレールに強引に乗せる
③放任、無関心、放棄
④周りの子又は兄弟と比較をする
⑤子どもが親のカウンセラー
⑥人格否定をし厳しい(精神的虐待)
⑦暴力的

さてさてあなたの親はどこに当てはまるかな・・・?

一つ一つ説明すると文章が長くなるから、中高生にありがちな代表的なパターンにしぼって進めていくね。

もし見当違いだったらごめん・・・

なんせ杉田の思春期は数十年前だから許してね。

 

干渉してくる

おそらくあなたが「マジ親うぜーな!」って思うときはこれが一番よくあるパターンかもしれないね。

いちいち干渉してくる

干渉といっても様々な場面があると思うけどね。

・勝手に部屋に入ってくる
・勝手に私物を見たり時には捨てたりする
・いつまでも子ども扱いする(過保護)
・しつこく聞いてくる

まだまだたくさんあると思うけどね。

親が勝手に部屋に入ってくるのも嫌だけど、外へ出かけるときや帰宅したときに根掘り葉掘りしつこく聞いてくるのってマジうざくない?

こんな感じ

子どもにガミガミ言う母親

どこいってたの?

誰といたの?

何してたの?

ちゃんと答えなさい(怒)

こっちが答えないとずっと聞いてくるみたいね

またこの親の言い方がキツくて責めるような感じ

そして

答えるとそれに対してまたひつこく聞いてくる・・・

 

親の価値観を押し付けてくる

親の価値観を押し付けてくるだけでも不快な気持ちになるのに・・・

こっちの話を聞いてくれない・・・

又は

勝手に決めつける

これ最悪だよね。

こっちの話を聞いてもいないし理解もしていないのに一方的に価値観を押し付けられたら、それは親のこと嫌いになっちゃうよ。

①性格的な部分
②進路(志望校)
③能力(学力、スポーツ、芸術的なことなど)

勝手に親が「お前は気が弱いんだからできるはずがない」

勝手に親が「○○高校又は◯◯大学を受験しなさい」

勝手に親が「お前は将来医者になりなさい」

などなど話も聞かずに勝手に決めつけてしまう!!!

さてこんなことが続くとどんな気持ちになるかというと???

「どうせ親に言ったって

話も聞いてくれないしわかってくれないから

もう何も話したいない」

そうやって親との心理的な距離を取りたくなって当然だよ。

 

他の子又は兄弟・姉妹と比較

周りの優秀な子や兄弟・姉妹と比較されてダメ出しされる。

中高生だったら、学力、スポーツ、性格的なことなどを比較される。

これかなりキツイよね。

これやられた人は自分の存在価値や自己肯定感が急降下した経験ない?

以前こんなケースがあったよ。

仮名でいくね。
お姉ちゃんはさらちゃんで妹はりさちゃん

お姉ちゃんは常に学年ベスト5に入る優秀で頭がいい

妹は普通以下で頭がそれほど良くない

特に母親が口癖のように以下のことを言っていた。

姉さらちゃんには

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母親

「さらは本当に優秀で天才的で頭がいいね。お母さんはそんな天才的なさらが大好きだよ」

妹りさちゃんには

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母親

 「りさは何でお姉ちゃんと同じように優秀じゃないの、、、もっとお姉ちゃんを見習って勉強しなさい」

これは勉強だけではなく性格的なところでサクサク行動する子とおっとりしている子なども比較されることもあるよね。

これが10年くらい経ち大人になってきたときに姉妹は以下のような心理状態になってしまっている。

姉さらは「親に天才と言われ期待されることがすごくプレシャーで今でもミスをしてしまうことが怖くて自分の能力を発揮できない」

妹りさは「いつも姉と比較されて親にバカにされて今でもその想いが強く残っていて自己肯定感が低いままでコンプレックスを抱えて生きている」

もちろん親から比較されたすべての人々がこういった状況になるわけではないけどね・・・。

 

もし今現在あなたが親又は先生などから他人と比較されたとき

どうしようと焦っている学生

中高生

勉強できない自分はダメな人間だ!
運動が苦手な自分はダメな人間だ!
内向的な性格の自分はダメな人間だ!
友達が少ない自分はダメな人間だ!
不器用な自分はダメな人間だ!

上記のように思っていたとしたら・・・

 

それは違うよ

それは親から他人と比較されいることで勝手に自分がそう思い込まされている可能性がかなり高いんだよ。

「それは違う」という言葉を頭の片隅にでも置いておくといいよ。

そもそも兄弟・姉妹を比較する親の子育ては子どもに悪影響しか与えないからね。

親からの比較がトラウマになってしまいカウンセリングに受けに来られる方も少なくないよ。

 

中学生や高校生の親がうざい心理

うざがっている男子学生

私のように親から心理的虐待を受けた人間は、うざい!を通り越して怒り、恨み、憎しみまで感じてしまう・・・

それに似た中高生の方も読まれているかもしれませんね。

反対に「うちは親に愛されて大切にされたのになぜ親がうざくて嫌いなのか?」そんなふうに感じている自分自身が嫌になって落ち込んでしまう・・・。

そのようなネガティブなサイクルにはまってしまう方も少なくないと思います。

その理由をお話していきますね。

中高生のみんなは今「自立期」に突入していく時期なんだよ。

14歳~21歳=自立期

我々人間は14歳から21歳の間に親からの自立を無意識のうちに図ろうとする傾向があります。

その証拠に反抗期はこの時期が一番強烈かもしれません。

ではなぜそうなるのか?

子どもが親から精神的な自立を図ろうとしているときに、親からあれこれ世話をやかれるとうざくなってこない?

そのとき子どもの言いぶんや心理としては以下の様なことが考えられるよ。

「まだ子ども扱いされている」
「もう私は子どもじゃない」
「自分のことは自分で決めたい」
「自分でできるのにいちいちうるさい」
「やることなすことうるさい」

これは親から精神的に離れようとして自立を試みている言葉です。

子どもが親離れをしようとしているときに親から子ども扱いされたり、やることなすこといちいちうるさかったりすると子どもは親を嫌いになったり、うざがったりしてしまう可能性が高くなってしまうのです。

もし中高生の方がこれを読まれていたら、今現在親を嫌いになっていたり、うざかったりするのはあなたが自立をしようとしている心理が働いているから、親に対して否定的な感情が一時的に感じていると解釈していただけるとナイスです。

思春期は一時的に親に対してこういった心理になってしまうこともあるということですね。

もしあなたが親に対してイライラしている自分の感情が嫌だなって感じていたとしたら、自分を責める必要もないし落ち込む必要もないよ。

だだし、親から身体的虐待、性的虐待、心理的虐待があった場合は別です

何かしらの虐待を感じて親に対して、うざいを通り越して憎しみや殺意などがある場合は以下の記事を参考にするといいよ。

 

親の立場

 

幸せな家族

いちを親の立場になり、親の心理も簡単だけど伝えておくね。

親御さんもご覧になられているかもしれませんので(笑)

これは将来、みんなが親になったとき役に立つ内容かもしれません。

だから今理解できなくても大丈夫だよ。

十人十色、親にも様々な育て方や考え方がありますのでそれをお話していくと1冊の本が出来上がってしまうくらいの内容になってしまうので親御さんが基本的に我が子に持たれている想いや考えを一言でお話するね。

親からすると我が子には

しあわせになってもらいたい

この一言に尽きると思います。

もし親が我が子に対して「幸せになってもらいたい」と想ってない場合は親自身が親から愛情を得られてない可能性があります。

あえてこの先は語りませんがいちを以下の記事を紹介しておくね。

 

本当は親のこと大好きでいたい

もしかしたら、これからお話することは受け入れにくいことかもしれません。

本当は心の底では親のことを嫌いたくないし・・・

親のことは大好きだと思いたい・・・

そして感謝もしたい・・・

だから、できれば「うざい、嫌い、ストレス」なんて思いたくない・・・

 

「は?」納得のいかない学生

 

でも

それよりも怒りの感情などが上回ってしまっている・・・

その葛藤で毎日しんどい想いをしているかもしれないね。

さて中高生のみなさん、そんなときに自分に対してどんなことを考えていますか?

 

嫌いにさせられてしまった?

さて親に「うざい、嫌い、ストレス」と思っている自分のことをどう思っているかな?

もしかしてこう思ってないよね???

「親のことをうざい!嫌い!と思っているそんな自分が嫌いだ!」

もしそう思っていたら、この先を真剣に読むと将来的のためにかもよ。

まず知ってもらいたいのが、親のことをウザイと思ったり、嫌いになったのは・・・

嫌いじゃなくて

嫌いにさせられてしまった何かがあったか

だと私は考えているよ。

だって、あなたの長所も短所も否定することなくちゃんと理解してくれようとして、しっかり自分の意見や話も聴いてくれて、気持ちも共感してくれたら、親のこと嫌いになる??

もちろん先ほど紹介した自立期(14歳~21歳)の影響は多かれ少なかれあると思うけどね。

 

自己受容の大切さ

親のことを嫌ってる自分を嫌ったり、責めたりしていると自己肯定感が低くなってどんどん自分のことが嫌いになっちゃうよ。

自分のことが好きか?
自分のことが嫌いか?

これはすごくすごく重要なんだよ。

ちなみにナルシストとは違うからね(笑)

 

自分のことが好きな人は幸せ体質になりやすい

自分のことが嫌いな人は不幸体質になりやすい

 

これくらい人生に大きな影響を与えるよ。

自分が好きな人は、スポーツや仕事などで能力を発揮しやすくなるし、恋愛や子育てにも良い影響が出やすいよ。

その証拠にオリンピックの金メダリストたちは、自分のこと大好き人間らしいよ。

もし今現在、自分のことが嫌いな人、安心してね。

杉田のおっちゃんは、30代後半くらいまで自分のこと大嫌いだったよ。

でも今は克服して自分らしい人生を歩んでいるよ。

そのために必要なのはまずは自己受容だよ。

これは覚えておいてね。

自己受容ができれば親に関係なく自分を幸せにする道が拓ける

もしかしたら、自己受容って初めて聞いた人もいるかもしれないね。

自己受容については、詳細に書いてある記事が数ページあるので読んでみてね。

最後まで読んでくれてありがとな

何かの役に立てたら嬉しいぞ!

とにかく自己受容の大切さだけは覚えておいて損はないよ。

 

 

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記事の担当者

このサイトのすべての記事は代表の杉田義晴が自らのカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
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