カウンセリング手法で短期解決するには重要な理由がある
短期解決できるポイントはいくつかありますが、まずはこの2つです。
症状に対する一貫性のあるアプローチ方法は存在しない
だからこそ見極めて様々なセラピーを使分ける必要があります。
そしてもう一つは
カウンセリング・セラピー領域とコーチング領域が必要なケースがある
そのへんを詳しく深堀していきますね。
カウンセリング・セラピー領域8つの要素
初めて目にされた方はカウンセリング・セラピー領域ってなんだ???
と思われている方もおられるかもしれませんね。
この領域を知ることでカウンセリング・セラピーの回数を大幅に減らすことが可能になります。
カウンセリング・セラピーで短期間に効果を上げるためには、これからお伝えすることが最も重要になってきます。
これは私が海外や国内などの様々なセミナーなどに参加したり、何百冊の本を読みあさったり、実践から学んだ経験を元に20年以上研究し続けてたどり着いたものです。
カウンセリングは8つのポイントがある
このポイントはあるカウンセリング講座から、学びそれを元に私自身が使いやすいように一部アレンジしました。
私はこれをメンタルリサーチマップと名付けました。
クライアントさんのお悩みや症状に合わせてどこが一番適しているのかを検証と仮説を立てながら、その後各種セラピー(療法)に入っていきます。
今回は3つご紹介しますね。
・自己受容が解決の糸口
・ストレス過多状態から抜け出す
・DEEPトラウマを解放する
上記のアプローチ方法はそれぞれ異なってきます。
この3つはアドラー心理学の理論をベースにインナーチャイルドセラピーやゲシュタルトセラピー(NLPのポジションチェンジ)、そしてEFTタッピングセラピーなどを基本的に使っていくことが多いです。
解決できるお悩みとご相談のメニューは以下に詳しく書いてあります。
一貫性のあるアプローチ方法は存在しない
事例をあげると「自分に自信がない」といったお悩みだったとします。
ところが同じ悩みや症状であったとしても自分責めが習慣や癖になっているパターンや人間関係のストレスが積み重なっているパターン、幼少期の親子関係が元になっているパターンなど人それぞれです。
このように「自分に自信がない」悩み一つとっても人それぞれセラピー(療法)のアプローチ方法はまったく異なってきます。
もちろんうつ病、パニック症、ストレス性障害(適応障害)、対人恐怖症(社会不安障害)などすべての症状における
一貫性のあるアプローチ方法は存在しない
人はそれぞれ好みが違うようにセラピー(療法)にも人それぞれ好みがある
例えばあなたがお気に入りのラーメンがあったとします。
それを100人の方が食べて、100人が美味しいといってくれるでしょうか・・・。中にはあんな脂っこいラーメン二度と食べたくないと言う方もいるかもしれません。
それと同じようにAさんにはNLP(神経言語プログラミング)のある手法が有効だったからといって、Bさんにも有効だとはとは限りません。
だからこそ2024年世界人口である82億分の1のアプローチを探し出す必要がある。
その人の悩み状況や症状又は気質に合せたオーダーメイドのセラピー(療法)が必要だと私は考えています。
そのためには先人が開発して頂いた世の中のありとあらゆるセラピーの技法を使い分ける必要があります。
以下は私が基本的に使っているセラピーの技法です。
カウンセリング領域ではないケース
カウンセリング・セラピーを何十回も受けているのにまったく解決しない・・・。
私のところにはそういったクライアントさんが来てくれてことが多々あります。
実はそんなときコーチング領域のアプローチが必要なケースもあります。
もちろんそれぞれのカウンセラーさんの腕もあると思いますけどね。
カウンセリング領域とコーチング領域を見極める
ではどう見極めているのか?
クライアントさんが仮に夫との関係で悩んでいたとします。
夫に感謝し優しい言葉をかけたいと
頭ではわかっているけど・・・でもできない・・・
このような心理状態のとき、ほぼカウンセリング領域といっていいでしょう。
反対にこれから夫とどんな夫婦関係を築いていきたいのか?
またどんなふうに感謝の言葉をかけたいのか?
このようなケースですんなりとイメージが湧いてくる場合は、コーチング領域になります。
またすんなりセラピーが進む場合、通常1つの悩みに対してカウンセリングの回数は、1~2回で解決することが多いです。
回数につきましては、以下のページに詳しく掲載されていますので参考にできます。
まとめ
基本的にカウンセリング8つの要素を頭に入れながら、悩み状況を詳しく聞かせて頂き
悩みや問題を引き起こしている根本的な原因又は症状を起こしている目的を一緒に見つけていきます。
それが見つかり次第、その部分に対してピンポイントに心のオペを行っていきます。
例えばあなたの胃が調子悪いとき、胃カメラやMRIを取ったりしませんか?
そしてお医者さんはその結果を見てこれからどんなことをしていったら最善なのかを検討し判断し本人と相談していき進めていきますよね。 もし原因がわかったとしてもその原因となっている部分に対処をしなければ、根本解決は難しいですよね。
解決の糸口を見つける→心のオペをする→根本解決
短期解決できる理由をまとめると
各症状に対する一貫性のあるアプローチ方法が存在しないからこそ
カウンセリングでは8つの要素のどこが一番当てはまっているのかを見極めることができるので短期解決が可能になってきます。