メンタルブロックと心理的抵抗は92%の確率で解除できる

2019年3月26日カウンセリングセラピー

【メンタルブロックを解除しよう!】

心の壁のイメージ写真

私は今までカウンセリングセラピーの実際の現場で数えきれないほどのメンタルブロック(心理的抵抗)と直面してきました。

特に根深いトラウマが存在する場合は、通常のセラピーより時間がかかったり、正直解除できない方も稀におられました。

そういった方たちと真剣勝負をさせてもらいあるときから、これはブロックがかかっているというより、無意識のうちに抵抗していると認識しました。

それ以降、私は一般的に言われているメンタルブロックと心理的抵抗を分けることにしました。

それにカウンセリングを行っている期間で効果が停滞してしまうときは、かなりの確率でこの心理的抵抗がある場合が多いです。

ですから、この抵抗を解除しない限り、停滞状態が続いてしまいカウンセラーにもクライアントさんにも負担がかかってしまいます。

しかし、この心理的抵抗を解除することができれば、加速的に改善へと進んでいくことも事実です。

さてこのメンタルブロックと心理的抵抗についてわかりやすく詳しく解説していきますね。

またこの抵抗が解除できれば、自分の隠れていた能力に気づき人生の幅が広がっていき今までとは見る世界が変わってくるかもしれませんよ。

 

メンタルブロックって何?

この記事を読まれている方の中には、メンタルブロックや心理的抵抗がどういったものなのかをまだご存じない方も多いと思いますのでご説明させていただきます。

私の中では一般的に言われているメンタルブロックと心理的抵抗は異なるものだと認識しておりますのでその違いもお話させていただきます。

 

メンタルブロックと心理的抵抗の違い

ここではメンタルブロックと心理的抵抗を分けて色々とお伝えしていきますね。

別にわけなくてもいいんですけどね(笑)

でも分けて考えた方が後々理解しやすいかと思いますのでそうさせていただきます。

一般的に言われているメンタルブロックは

能力を妨げている否定的な思い込み

人間が何か行動等を起こす場合に、出来ない、ダメだ、無理だと否定的に考えてしまう思い込みによる意識の壁、あるいは抑止・制止する思考のこと。

メンタルブロック-コトバンクより

私が提唱する心理的抵抗は

現状維持するための間違った思い込み

こちらは心理的抵抗という表現の方が私はしっくりきましたのでそう名付けさせていただきました。

ではこの2つを分けて詳しく解説していきます。

 

メンタルブロック

先ほどもお伝えしたように我々人間が何か行動を起こそうとするとき無意識のうちに頭に浮かぶ「私にはできない」「失敗するに違いない」「苦手だ」といったようなネガティブな思考パターンです。

違った見方をすると人間の能力的な部分に対しての心のブレーキとも言えるかもしれませんね。

こういった能力に対してキューと!!!

心にブレーキがかかってしまうと自分自身の能力を最大限に発揮できると思いますか?

では一例を挙げますね。

これは実際に私のカウンセリングセラピーを受けてくれたある受験生女子のお話です。

この子の相談は、テスト中ある科目だけ通常のメンタル状態を保つことができずに冷静でいられないために普段の実力をまったく発揮できないメンタル状態でした。その科目のテストがある前日から、緊張感が増して「出来ない、ダメだ、無理だ」と否定的な考えが浮かんでいたそうです。

まさに先ほど引用させていただいた「人間が何か行動等を起こす場合に、出来ない、ダメだ、無理だと否定的に考えてしまう思い込みによる意識の壁」という状態でした。

このメンタル状態で受験して合格するのは至難の業だと思いませんか?

こういった心の状態がメンタルブロックです。

もっと簡単にお伝えするとちょっとした苦手意識と表現した方がメンタルブロックとしてわかりやすいかもしれませんね。

 

心理的抵抗

心理的抵抗とはあるトラウマ的出来事が関連して本人が無意識のうちに心に頑丈なカギをかけてしまう現象です。

ほとんどの場合、自分自身がカギをかけたことに気づいておらず、またどの部分にカギをかけてしまったのかを認識できていないことが多い。

この抵抗状態はカウンセリングセラピーの実際の現場で心の問題を根本解決するときによく表れる現象です。

この抵抗があるのか?ないのか?

弱いのか?強いのか?

一つなのか?複数あるのか?

これによって通っていただく回数も変わってきます。

もちろん複数の場合は数回かかってしまいます。

しかし、弱い場合は1時間もかかりませんし、強くても1~2回分あれば抵抗は解除することも可能です。

先ほど私はこの心理的抵抗のことを以下のように述べました。

現状維持するための間違った思い込み

これがどうったことなのかを例を上げて解説していきます。

30代女性の画家さんの話をさせていただきます。

以下は彼女が体験談で語ってくれたことです。

「父親の酒乱の影響で幼い頃から機能不全な家族で育ちました。その影響で落ち込みやすく、自己肯定が心の奥底ではできず、登校拒否やうつ病が原因の精神病棟への入院10代で体験しました。」

カウンセリングを本人が受けに来られた時、まず解決したい悩みは漠然とした不安と悲しみでした。

何も起こっていないのに突然不安になり悲しくなって、わけもわからずに落ち込んでしまう・・・。

カウンセリングを進めて行くと彼女の心の黒幕が表れました。

それが心理的抵抗です。

結論から言うと彼女は父親から受けた虐待の悲しみを感じることへの抵抗が強かったです。

おそらく彼女の心の中では以下の思い込みがあったと考えられます。

悲しみを感じてしまうと自分のメンタルが維持できなくなり大変なことになる

こういった現状を維持するための間違った思い込みでした。

どうですか?

この強い思い込みがあったら、悲しみをしっかりと解放することができるでしょうか?

ですから、この間違った思い込み(心理的抵抗)を解除しない限り、彼女は漠然とした悲しみと父親への憎しみを改善することは非常に難しいでしょう。

しかし、この心理的抵抗を解除することができれば、改善に向けてどんどん加速していきます。

これが私が提唱する心理的抵抗というものです。

メンタルブロックと心理的抵抗の違い何となくわかってくれましたかね???

以下に心理的抵抗があったこの女性の体験談をリンクしておきます。

30代女性画家さんのカウンセリング体験談

 

心にブレーキがかかってしまう原因

メンタルブロックや心理的抵抗は、どのように作られてしまうのか?

私の中でこういったブロックや抵抗を作り上げてしまう一番の理由は、トラウマだと考えています。

もちろんちょっとしたトラウマもあるし、複雑なトラウマもあります。

結局、我々人間の心というのは過去の記憶データを元にしてそれぞれの価値観が形成されていきます。

もちろん価値観が形成されていくときは、性格的気質も影響を与えます。

外向的な気質と内向的な気質とかですね。

しかし、性格が外向的であろうと内向的であろうとトラウマはできるときはできます。

また元々生まれ持った能力や才能を持ち合わせて生まれてくる子が存在するのも否定できません。

野球をやっている人が誰でもイチロー選手のようなスーパースターになれるわけではないということは皆さんもご存知かと思います。

いくら努力をしても越えられない壁もある

これはブロックというよりも才能が限界なのに努力をし続けることはしんどいことですからね。

この能力や才能について詳しく解説している記事がありますので、そちらを参考にされるのもいいかもしれません。

 

本当にトラウマが影響しているのか

メンタルブロックや心理的抵抗の本当の原因は何なのか?

そのことについて語っていきます。

その前にちょっと質問させていただきます。

苦手意識って、どのように作られると思うか考えてみましょう。

オギャー!

と生まれときに「これは得意でこれは苦手だ」という価値観を持っていると考えられますか?

まだ赤ちゃんですから、記憶がありませんのでそういった価値観や思い込みはないと言ってもいいのではないでしょうか・・・。

こんなことを言うとスピリチュアルな世界に詳しい人に怒られそうですけどね(笑)

「それは違う!前世の記憶があるはずだ」ってね。

まーこの分野のお話はスピリチュアルな専門家に任せて、現実のお話に戻しましょう。

もうお分かりだと思いますが、結論から言うとメンタルブロックや心理的抵抗は多かれ少なかれトラウマが絡んでいるという事実です。

もちろんトラウマだけが100%の原因とは言えませんけどね。

では先ほど例に出てきた2名の方を参考にしてお話を進めて行きたいと思います。

 

メンタルブロックがかかっていた受験生女子

この彼女のメンタルブロックの原因は、一つではなく何個も絡んでいました。

最初のきっかけは一つだったのですが、その一つがまるで何かのウイルスのように増殖してしまっている状態でした。

菌が増殖していくイメージ

ある科目に苦手意識を持ってしまいそれがテスト中にまで悪影響を及ぼすまでになってしまったのです。

苦手意識だけならまだしも、それが大切なテスト中にまでも悪影響を出てしまうわけですから、重要問題ですよね。

この彼女の場合、ある科目に苦手意識を強烈に植え付けられてしまった出来事が存在していました。

その出来事がトラウマとなりある科目に対する苦手意識を作ってしまった

ですから、この出来事がきっかけとなりある科目に対してのメンタルブロックが作られてしまいました。

最終的に彼女の心の中にあったいくつかのメンタルブロックを外して、センター試験の時しっかりと落ち着いて受けることができたとご報告をいただきました。

このメンタルブロックも簡単なものから複雑なものまであるということですね。

 

心理的抵抗があった30代女性

この彼女がカウンセリングの体験談でこのようなことを言っています。

「過去2回で効果がそんなに分からない」

もちろん個人差がありますので一概には言えませんがカウンセリング2回目終了後、私はこの彼女には何かの心理的抵抗があるのではないかと推測しました。

通常であればある程度改善しているはずなのにおかしいな~と考えていました。

案の定、心理的抵抗がありその根本になっている抵抗がどれなのかを見つけることができました。

先ほどもお伝えしましたが、この彼女の場合特に「深い悲しみ」を感じ切ることへの抵抗がものすごく強かったです。

しかし、この彼女は「改善するのであれば何でもする」という覚悟が決まっていたので1回でほとんど心理的抵抗を解除することに成功しました。

もちろん抵抗を解除してからは、加速的に改善へと向かっていきましたよ。

この彼女の場合、幼少期の根深いトラウマが存在していました。

父親が酒乱ということで家族に強烈な恐怖心と不安感を植え付けてしまったことが原因で、それが彼女の心の中で大きなトラウマへと育ってしまったということです。

さらに深い悲しみを悲しむことへの抵抗が幼き日から無意識のうちに強くなってしまい、その結果大人になってからもそのトラウマが苦痛を与えていたということですね。

先ほどもお伝えしたことです。

悲しみを感じてしまうと自分のメンタルが維持できなくなり大変なことになる

このような間違った思い込みの原因は子供の頃のトラウマにあった

もちろんすべての方がこの彼女と同じような成育歴だとしても心理的抵抗があるわけではありません。

このようにこの2名の方のメンタルブロックの中にはそれぞれのトラウマが存在していました。

トラウマについてもっと深く知りたい方は以下の記事を参考にされるといいですよ。

 

メンタルブロックを解除するには

今までメンタルブロックと心理的抵抗のことについて色々とお伝えしてきました。

実際に読まれてみて自分一人の力でこのメンタルブロックを解除することができそうだと思われた人の方が少ないのではないかと推測しています。

おそらく心理的抵抗はカウンセリングの専門家に依頼しないと難しいと思われたのではないでしょうか・・・。

これは私が今までカウンセリングセラピーをしてきた経験から言えることですが、実際に心理的抵抗を短期間で的確に外せるカウンセラーやセラピストが日本全国に一体何人くらいるのだろうか?と疑問に思ったこともあります。

実はこれは私の意見というより、ご相談に来られたクライアントさんの声を元にしています。

何が言いたいかと言うと心理的抵抗を解除できるセラピーを実際に学ばないと自分一人の力では非常に困難であるという事実です。

しかし、それほどトラウマが強くないメンタルブロックであれば、自分一人の力でも十分外すことは可能です。

ではその外し方をお伝えしますね。

 

メンタルブロックを外す方法

ここでは非常にシンプルな方法をご紹介します。

なぜかというと、この記事で受験生のメンタルブロックを解除したことをお話しましたよね。

本当はそれをお伝えすればいいのですが、あまりにも文章にするのは複雑すぎて難しいと判断したのでご了承ください。

実は・・・

もうすでにあなたはメンタルブロックを外す方法を知っています。

それに何個もこのブロックを外してきましたよ。

というより、赤ちゃんのときから外しています。

メンタルブロックとは一般的に「人間が何か行動等を起こす場合に、出来ない、ダメだ、無理だと否定的に考えてしまう思い込みによる意識の壁」でしたね。

言い方を変えると・・・

苦手意識が強い

ともいえません?

今までできないと思っていたことができるようになった

こんな経験、誰でもありません?

これはまさに苦手意識を克服したという見方もできますよね。

では以下の質問を自分にしてみてよ~く考えてみましょう!

あなたは今までできないと思っていたことができるようになるために何をしてきましたか?

この質問の答えがメンタルブロックを解除するシンプルな方法です。

とにかく徹底的にやった

このような答えだった方が多いのではないでしょうか・・・。

あるいは「自分でできる限りのことはやってみた」「とにかく行動した」「できるまで努力した」という想いが浮かんできた方もおられるかもしれませんね。

またあることを徹底的にやってみて自分の能力の限界を知るのも人生で大事だと私は考えています。

もしかしたら我々人間はそうやって色々な事にチャレンジしている間に自分も知らなかった能力や才能に気づいていく動物なのかもしれませんね。

 

イメージを使う方法

我々人間の心にはネガティブなことだけを記憶するわけではなくポジティブな出来事だって記憶しています。

そのポジティブな記憶を有効的に使っちゃいましょう!

今までできないと思っていたことができるようになった

上記のことをもう一度読まれて目をつぶって想像してみましょう!

想像できたら以下4つの質問に答えていくだけです。

それはどんなことだったですか?

できないことができるようになったときどんな気持ちだったですか?

できないことができるようになるためにどんなことをしましたか?

今できないと思い込んでいることを克服するためにまずどんな行動を起こしますか?

 

こういったポジティブなイメージを活用することによって、メンタルブロックを外しやすい心の状態を作りだすことができます。

また以前の成功体験をイメージすることにより

「あのときもできないと思っていたけど行動を起こしたらできるようになった。だから今回も大丈夫だ!」

という勇気も同時に湧いてくるかもしれませんね。

このワークのコツとしてはどんな些細な事でも何でもOKですので例を以下に挙げておきますね。(できればできないと思い込んでいたことの方が良い)

  • クリアーできないと思い込んでいたゲームをクリアーした
  • 解けなかった数学の問題をついに解くことができた
  • 10キロのダイエットに成功した
  • ある曲を楽器で弾けるようになった
  • 懸垂が10回できるようになった
  • パソコン操作ができるようになった
  • ハーフマラソンで完走できた
  • プレゼンが上手くなった

このように以前はできないと苦手意識を持っていたけどある程度できるようになった人生経験であれば大丈夫です。

※このワークはメンタルブロックが強い場合や心理的抵抗があるときは効果的に進まない可能性がありますのでご了承ください。


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