カウンセラー養成講座 EFT感情解放セラピー編

2024年2月26日カウンセラーになるための基礎知識

【カウンセリング講座ライブ-ラウンド5】

ここのカテゴリでは心のスペシャリスト養成スクールのルーツソリューションカウンセラー養成講座の模様を要点を重視しながら、簡単ではありますがライブ感覚でお伝えしていきたいと思います。

今回は2018年11月10日(土)、11日(日)にメンタル心理エキスパートのカウンセリングルームで行われたカウンセリング講座ラウンド5の模様をお話させていただきますね。

ラウンド5では、心のオペの一つであるEFT(エモーショナルフリーダムテクニック)のセラピーについてケーススタディーを参考にしながら学習していきます。

その中でも私が名付けた杉田メソッド究極奥義3であるEFTのビリーフチェンジテクニックを習得していただきます。

この技術はここでしか決して学ぶことができない秘奥義です。

私はこの秘奥義を身につけてから、今まで大苦戦していた心理的抵抗を解除することができるようになりました。

そんな技術の伝授とデモンストレーションを行っていきます。

この秘奥義も一子相伝にしたいくらいです(笑)

 

カウンセリング講座9回目の始まり

今回の2日間は、EFT(エモーショナルフリーダムテクニック)のセラピーテクニックを中心に学習していきます。

9回目は、Rさんが都合により欠席しました。そして、まみさんが緊急の用事が入ってしまい2名の方が欠席ということでした。

欠席の場合、次回振り替え受講ができますので安心ですね。

さらにMさんが渋滞にはまってしまい、時間に遅れそうだという噂を聞きましたが、無事に到着されました。

そのMさんの渋滞話しで盛り上がっていました。

この講座が始まった今年の7月には、考えられない気持ちをあるがまま話してくれたことで、みんな大笑いしていました。

まさかあのMさんが・・・こんな過激なことを言うなんて・・・(笑)

いつものように素晴らしい雰囲気で始めることができてありがたいです。

 

EFT(エモーショナルフリーダムテクニック)

このEFTはエネルギー療法と言われているテクニックです。

経絡をトントンタッピングしながら、言葉を表現することによって心の中に溜まっているネガティブな感情を大掃除してくれます。

そのことにより心の問題が解決していくのです。

やり方は非常にシンプルで簡単に覚えられます。

しかし、プロとして開業していくには、やはり練習が必要ですね。

EFTについて詳しく解説したページをご覧になることもできます。

わかりやすいEFT感情解放セラピー

 

EFTの手順

今回新しく参加されている方のほとんどが、EFTを行ったことがない方たちなのでまずは丁寧に手順と進め方をお伝えさせていただきました。

圧痛点と8か所のタッピングさえ覚えてしまえば、手順は非常にシンプルで簡単です。

 

実践に必要な特に知っておくこと

マニュアルには16項目ありますが、その中でも特に重要な8項目を重点的にご説明させていただきました。

この部分を知っておいた方が、今後自分でEFTをするにせよ、プロとして実践するにせよ、非常に役に立つ情報なので是非、頭に入れていただきたいですね。

 

実践するにあたっての注意点

ここのポイントもすごく重要です。

EFTを覚えたての頃、この注意点を知らなくて苦戦したこともありました。

やはりNLP(神経言語プログラミング)で言っている

「失敗はない、フィードバックあるのみ」

これが精度を高める秘訣かもしれませんね。

 

ロングフレーズを作る

EFTに使用するフレーズは、大きく分けて2種あります。

それはロングフレーズとショートフレーズです。

ここからは実際の現場で私が効果を上げたケーススタディーを元に説明して、それを基準に各フレーズを作成していただく流れになっています。

まずはロングフレーズの作成方法のコツをお伝えし、その後、いくつかの質問をご用意していますので、その質問を元にして受講生にロングフレーズを作ってもらいました。

ここではまず、自分で自分にEFTを行っていく前提で各フレーズを作成してもらいます。

 

ショートフレーズを作る

個人的に私はEFTの中でショートフレーズが一番重要なのではないかと感じています。

ショートフレーズは、ネガティブなフレーズとポジティブなフレーズの2種類があります。

この2種類の中でもネガティブなフレーズは特に大切です。ここをミスしてしまうと効果がまったく出ないか、半減してしまうことも多々あります。

またいくらポジティブなフレーズが優れていようと、心に響かなくなってしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、それほどネガティブなフレーズは重要です。

特にEFTの初心者の方は、最初は何をフレーズにしていいのか、苦戦するかもしれません。

私がここで一番重視しているのが、掘り下げです。

掘り下げをすることにより、意識では気づきにくい深層心理に眠っている感情などが掘り起こされて、心の問題を根本解決していく大きな助けになってくれます。

 

セルフEFTのワーク

これでロングフレーズとショートフレーズが完成しました。

その後は自分で自分に各自EFTを行ってもらいました。

素晴らしいのは、このように自分で自分にEFTを実践することができますので、日常生活でも非常に重宝しますよ。

これで9回目が終了となりました。

夏から始まった講座ですので、陽が落ちるのがすごく早くなりましたね。

 

カウンセリング講座10回目の始まり

昨日、緊急の用事ができてしまったまみさんも参加に加わり、もちろんRさんも参加して始まりました。

今回ご紹介する心のオペは、特に心理的抵抗がある方に有効で、価値観を変換(ビリーフチェンジ)することができる秘奥義です。

そして何といっても、今回の受講生の中でも心理的抵抗が一番強いと思われるAさんの抵抗をいかに解除し心を楽にすることができるのか?

それも一つの課題でもあります。

 

杉田メソッド究極奥義3

さて、究極奥義も最後の一つになりました。

この秘奥義は、EFTのテクニックに手を加えて誕生した技術になります。

誕生秘話としては、カウンセリングの進行を停滞させてしまう心理的抵抗又は感情麻痺をいかに時間をかけずに解除することができるのか?

これは開業して間もない頃からの悩みでした。

心理的抵抗や感情麻痺があるクライアントさんは、過去のネガティブなトラウマ的出来事に対して対処するのが非常に困難になります。

ですから、短期間で根本解決が難しくなってしまう可能性があるわけです。

ときにはNLP(神経言語プログラミング)のセラピーテクニックが効果を発揮することもありますけどね。

基本的にこの杉田メソッド究極奥義3は、心理的抵抗の解除とビリーフチェンジを行っていく秘奥義になります。

この究極奥義3はこの講座でしか手に入らないワークシートをご用意しています。

心理的抵抗について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にすることもできます。

 

心理的抵抗の例

心理的抵抗がどんなもので、この抵抗があるとカウンセリングセラピーを進めていく上でどんな妨げになっていくのか?

そんなことを実例を挙げながら、解説させていただきました。

この説明をしている最中にアイデア満載のRさんが素晴らしいことを言ってくれました。

「こういった抵抗があるから、仕事でも上手くいかない人がいるんですね。でも解除できれば、その人も仕事ができるようになるかもしれませんね」

その通りです!

そして、予想通り、この説明をしている時点で心理的抵抗に反応しているAさんの心がモヤモヤしてきたそうです。

ここで休憩に入りました。

 

デモンストレーション

休憩が終わりいよいよガチンコでデモンストレーションを行う時間です。

まみさんとAさんは外で休憩していたのですが、まみさんがカウンセリングルームに入ってきて「Aさんの心が不安定になっているから、そばに居ます」と伝えられました。

まみさんがついてくれているから大丈夫だろうと思い、10分後くらいに帰ってきました。

ここはチャンスだと感じた私は、今回のいけにえはAさんに決定しました。

Aさんのノートには心理的抵抗がかなり書いてありました。

さらにその文字を見てビックリでした!

来月に習うグラフォロジーの観点から見るとそれは一目瞭然であることがわかりました。

正直、これだけ抵抗があったら、人生しんどかっただろうなと察しました。

そして、どの抵抗を解除していったらいいのか、選んでもらい、さっそく行っていきましたが、質問しても質問しても自分のキモチが出てこなかったのです。

実際のカウンセリング現場でもこういったこともあります。

そこに抵抗があると直感で感じた私は、ある言葉を言っていただきました。

その言葉がヒットして、その流れでそのままタッピングを3~4ラウンド行った結果、最初に選んでもらった抵抗が見事に解除されました。

正直、もっと時間がかかると思っていましたが、割と短時間で解除できましたね。

おそらくまみさんが、Aさんの心を開かせ、そして落ち着かせてくれたことが、この素晴らしい結果に結びついたのだと推測できます。

まみさん曰く「ただAさんを抱きしめただけですよ~」

そうなんです。

実はまみさんに抱きしめられると、不思議と心が癒されるそうなんです。

安心感を与えるみたいで中には自然と涙を流す人もいるくらいです。

さすがアダルトチルドレンのスペシャリストですね!

今回参加されている受講生の皆さんもまみさんの必殺技をくらってしまい、涙を流しノックアウトされたみたいですよ(笑)

この癒しがあったおかげでAさんの心理的抵抗の一部が短時間で解除されたと言ってもいいでしょう。

せっかく一つの抵抗を解除されたAさんですから、この流れに乗ってどんどん抵抗外しをしていけたらいいですね。

 

デモンストレーション解説

今回はワークシート通りに進まなかったので、解説していきました。

初心者のカウンセラーがAさんの強い抵抗を解除していくには、やはり練習が必要だと感じました。

セラピーはときに経験と直感が必要になる場合がありますし、セオリー通りに進まないときは特にそうです。何事も上手くなるには、コツコツと努力を積み重ねるしかありません!

 

受講生同士のワーク

3人1組でワークをやっていただきました。

前回、究極奥義1を進めることができなかったMさんのことが気がかりだったのですが、まみさんがMさんにワークをしていただきありがたかったです。

そしてもう一つのチームには、Rさん、Mさん、Hさんです。

MさんがRさんにワークを行っていましたが、Mさんは「もっとRさんの想いや感情を引き出せたはず」と悔しがっていました。

Hさんはどうやら、フレーズを作成するのが苦手らしく、それを克服するために重要な1枚の紙を渡しました。

この紙にはHさんがフレーズの苦手意識を克服するカギがありますので、向き合っていることを願いたいですね。

最後に質問を受けて、無事ラウンド5が終了しました。

 

ラウンド5の番外編

45年前に今は亡きまさじい(おじいちゃん)が我が家に植えてくれた自慢の柿を受講生の皆さんに食べていただきました。

肥料も農薬もなく自然に毎年、実ってくれるめちゃくちゃあま~い柿です。

今年は天気の影響か、珍しく超不作だったのですが、何とか皆さんにはご馳走できました。

それとMさんがどうしても、私にマッサージしたいと言ってくれてお言葉に甘えました。

Mさんありがとうございました。

来月もお願いします(笑)

いよいよ12月、最後の講座が迫ってくる中で受講生の皆さんは、非常に寂しがっている様子です。

延長コールが沸き上がってきそうでビビっています(笑)

次回は養成講座初公開の心理テクニックになります。

症状別のアプローチ方法とグラフォロジー(筆跡心理学)を講義させていただきます。

症状別アプローチでは、今までこの講座で学んできたことを元にして色々と考えてもらう楽しい例題があります。

またグラフォロジーを知ることにより、カウンセリングの技術が大幅に広がります。

何度もシミレーションして万全な体制で当日を迎えたいと思います。

ラウンド6の模様は以下でご覧いただけます。

カウンセリング講座 症状別アプローチ編

 


これからカウンセラーとして独立開業を目指されてる方、まずはどんな準備が必要なのか?そんな方に参考になる記事になります。

心理カウンセラー独立開業の準備

開業資金の内訳や開業に必要なことが書いているページがありますのでご興味のあるかたはこちらのページも参考にしてみてください。

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記事の担当者

この記事は代表の杉田義晴が長年のカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
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