自分に自信がなくマイナス思考だったカウンセリング体験談
【生の声カウンセリング体験談№46】
①性別:男性
②年齢:20代
③所在地:首都圏
④セッション回数:1泊2日集中コース
⑤職業:会社員
⑥悩み状況:自分に自信がない、人間関係に臆病、自己嫌悪
⑦悩み歴:10年以上
⑧精神科・心療内科・カウンセリング歴:無し
自分に自信がなくそんな自分を責め続けて、彼女(氏)もできずに人生を心から楽しめない悩みを持たれた方に参考になる体験談かもしれませんね。
この体験談は手書きのためスマホでご覧になられている方は少々見にくいかもしれませんので文字お越しをしていますので、そちらでご覧いただくこともできます。
マイナス思考克服 テキトーさを身につけた
文字お越し
杉田先生、お元気ですか。
先日7日~8日と一泊二日のカウンセリングでお世話になった◯◯です。
カウンセリングから1か月が経ちました。現在の自分の状態はカウンセリングを受ける前と比べればかなり良くなっています。
以前と決定的に違うのは、マイナス面に考え込まなくなったということです。
以前の私は悪い方へ考え始めたらどこまでも深く落ち込んでいました。友達と遊ぶ時も気が張って、好きなお酒を飲みに行ったら感傷的になって泣いてしまうし。。とにかく消極的で自分に自信が持てない自分が嫌でたまらなかったです。
1日目の自己受容の催眠療法では、そんな自信のない自分を受け入れる間は「本当にこんなことで治るのかな?」という疑いの気持ちしかありませんでした。
しかし、その夜宿泊先に着いて一息ついたとき、一人になったとき何のきっかけもなく「自分はなんてダメな奴なんだろう」とすぐに否定的な考えを巡らせてしまうのに、その時はそんな自分が一切出てきませんでした。
疑い深い性格の私はわざとマイナスなことを考えてみようとしました。がどんなに考えようとしても出来ませんでした。正直、頑固な性格の自分には催眠療法の効果は薄いだろうなと感じていた私にとって思いもしなかったほど、即効性があったので驚きと喜びで笑ってしまいました。
そんなこんなで「NLPスゲーな!」と思わせられた1日目でした。
2日目の朝、いつもよりスッキリと目が覚めました。栢山駅から前日と同じように歩いてカウンセリングルームまで向かいましたが、前日よりも目の前に広がる景色が明るく、そして風が心地よかったのを覚えています。
2回目のカウンセリングでは、退行催眠と過去のトラウマの書き換えをして頂きました。
退行催眠ははっきり言ってしんどかったです。私自身がマイナス思考で自信が持てないようになってしまったのは、おおよそ幼い頃、母親に常に完璧主義を求められ、ほとんど褒めてもらったことがなかっただろうと言うことは、自分自身でも薄々感じてはいました。
ただ、それを認めてしまうということはすなわち、育ててもらった恩をあだで返すようなことであると感じてしまい、退行催眠を行っている間は、事実を受け入れて楽になりたいという自分と、親を否定することなんてできないという自分が交錯してとても辛かったです。
おまけに母親を否定する言葉を幼い子供になりきって言わなければならず、人前で幼稚な行動をするのが苦手な私にとっては、この上ないほどハードな内容でした。
しかし、この療法を行っていただいたおかげで、今では「別に完璧である必要はないんだな。」と自然と思えるようになりました。
過去のトラウマの書き換えでは、トラウマの原因となった過去の出来事を短い映画のようにして、早送りしたり巻き戻ししたり、分身した状態でそれを見るイメージをしたりと、とりあえず記憶がぐちゃぐちゃになるほど色々な形でイメージさせられました。
途中からわけがわからなくなり、何をやったのかはっきりと思い出せませんが、この療法も効果は大きかったように思います。同じような場面になってもその時の記憶がフラッシュバッグのように思い起こさせることが全くなくなったからです。
二日目のカウンセリングが終わった後は、とてもすがすがしい気分でした。
カウンセリング全体を通して杉田先生からはたくさんのお話をして頂きましたが、私の中でとても印象に残ったものがいくつかありました。
●一つ目「ももとみかんの話」
自分にないものを良くするより、良い所を伸ばす。
自分に足りてない部分ばかり見ていた私にとって、何だかとても納得させられて希望が持てるようになる話でした。
●二つ目「己を知る」
「己を知りて敵を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉は以前から知っていましたが、まさかカウンセリングで出てくるとは・・・と思いました。でも己をするということは杉田先生が掲げておられる自己受容をする上でまず始めにやらなければならないことですよね。
私はカウンセリングを受けることで、己を知り、そして自分自身がどういう人間なのかを認めることができるようになりました。
●三つ目「増点主義」
これはカウンセリングを受けたことで初めて知ることができた考え方ですが、ずっとマイナス思考に傾いていた私の考えを大きく変える考え方でした。理想の自分からではなく、ゼロの状態から今の自分を見るのが重要なんですよね。
●四つ目「マイナス思考は治りませんあきらめて下さい」
最後にこの言葉。カウンセリングの初っ端で言われた一言です。
2日目のカウンセリングの中で最もショックで最も響いた言葉です。聞いた瞬間は心の中で「おいおいマジかよ」とツッコミを入れてしまいましたが、ここまではっきり言われると「そっか、マイナス思考が治らないのは仕方ないんだな」と潔く吹っ切れることができました。
そして、マイナス思考の自分を認めることができ、「別に無理してポジティブになる必要なんてないんだ」と思えるようになれました。私の心を軽くした最強に効いた一言でしたよ(笑)
杉田先生のカウンセリングを受けることで、自分自身の心を軽くする一つの口癖も見つかりました。
それがこれ「ま、いっか!」
私に必要だったのは人生をもう少しテキトーに生きてみることだったのかもしれません。何でもかんでも「ま、いっか!」という訳にはいきませんが、少なくとも悩んだり気分が落ち込むようなことがあったときの立ち直りはとても早くなりました。
良い意味での開き直りというやつです。
昨年末から、急激に気分が落ちて生きる喜びすら見つからなくなっていた自分がここまで回復するとは思っていませんでした。
これも、NLPとの出会いに感謝。
杉田先生のカウンセリングを受けようという決意をしたその時の自分の勇気に感謝。
そして、その勇気に全身全霊で応えて頂いた杉田先生に感謝です。
本当にありがとうございました。
プラス思考に変わったこの方の杉田談
おそらくこの方は、たった2日間で「心の基礎」を築いてしまったのだと思います。
それには理由があります。
セラピー中私が話す言葉に「でも、だって、そうは言っても」といったいい訳もほとんどせずに聞いたことが素晴らしい結果につながったのだと思います。
頑固でありながらもときには純粋で素直な気持ちが変なプライドを捨てられたかもしれませんね。
私はこう思っています。
自らがマイナス思考と認めた瞬間から、マイナス思考克服とネガティブ思考克服をするのも時間の問題だと・・・(経験者は語る)
その後連絡をいただき初めて素敵な彼女が出来たそうです!!!
改善ポイント
この彼の場合、自己受容を中心に進めさせていただきました。
その中でも彼が言っていた退行催眠が、一番のポイントだったかもしれません。
心に葛藤があり、しんどい中よく頑張ったと思います。
彼が自己受容し自分を変えていくためには幼少期の家庭環境を受け入れていかなければいけない課題がありました。
それに関連した記事がありますので、ご覧いただくこともできます。
(関連記事-ありのままの自分を受け入れる家庭環境編)