いじめ後遺症を克服した女子高校生の体験談

2024年3月14日

【生の声カウンセリング体験談№32】

①性別:女性
②年齢:10代
③所在地:首都圏
④セッション回数:2回
⑤職業:高校生
⑥悩み状況:いじめ後遺症
⑦悩み歴:約1年半
⑧精神科・心療内科・カウンセリング歴:無し

いじめを受けたことにより、周りの人たちの話し声などが、まるで自分の悪口を言っているような錯覚に陥ってしまい人間不信で悩まれている方に最適な体験談です。

 

いじめ後遺症で対人恐怖症に・・

私は高校2、3年の時に、クラスの人たちから毎日のように悪口を言われていました。最初は気にしないようにしようと思っていたのですが、ある日「あんな奴好きな人間いない」と言われたことがすごくショックでだんだん上手く話せなくなってしまい、それまで味方をしてくれていた人にもどんどん嫌われていってしまいました。

3年の卒業間近の頃になると、人混みに出ると周りの人みんなが自分の悪口を言っているように聞こえるようになってしまいました。毎日本当に苦しくて「死んでしまいたい」たいと思うことも何度もありました。でも明るく生きている人たちを見ていると、自分もどうしても人生をやり直したいと思い、杉田先生のカウンセリングに受けさせていただきました。

カウンセリングを受けるのは生まれて初めてで、初回の日はとても緊張していたのですが、杉田先生はとても優しい方で冗談なども交えながら気さくに話しかけてくれました。私が上手く話せなくても話せるまで待っていてくれて、すごくほっとした気持ちになりました。

私は今まで「自分は駄目な人間だから変わらなきゃいけない」と思っていたのですが、先生の「そのままの自分を許してあげる」という言葉にすごく救われる思いがしました。

私は2回のカウンセリングで「自分の嫌な思い出を書き換える」練習と催眠療法(ヒプノセラピー)を受けさせてもらいました。嫌な思い出を書き換える練習を繰り返しさせてもらっていると、最初は思い出すだけで泣き出しそうなほど辛かった思い出もだんだんたいした事じゃないと思えるようになっていきました。

催眠療法(ヒプノセラピー)を受けている間はまるで違う世界に行っているような気分でした。自分でもちゃんとできるのか不安だったのですが、先生の質問に答えていくうちに自分でも知らなかった自分の気持ちがどんどん溢れてきて、自然と涙が出てきました。

カウンセリングが終わると、今まででは信じられないくらい自分が明るい気持ちになっていることに気づきました。

それからは気になってしょうがなかった周りの人の会話もほとんど気にならなくなり、辛いことを思い出した時でも、先生が教えてくれたことを思い出すことで気持ちを切り替えることができるようになりました。あんなに毎日苦しかったことを思い出すと、本当に生まれ変われたような気分です。

今、新しい友達もできて楽しく大学生活を送れているのは、本当に杉田先生のおかげです。

本当にありがとうございました!!

 

この女子高生の杉田談

この女の子が私のところに来てくれてのが、高3の終わり頃で、しかも自分のお小遣いで来られました。カウンセリングをしてみると人格否定をされるくらい男子生徒から酷い言葉を言われ続けられて、これではいじめの後遺症がかなり深いなと感じました。しかし、彼女はそのいじめられた自分と向き合って克服されていきました。ですから高校生活が苦しくて辛かった分、大学生活が楽しく過ごせるようになって本当に良かったですし、私もすごくうれしいです!

 

いじめの後遺症がどれくらい心にダメージを与えるのか?

いじめによる心のダメージは、人それぞれですが特にこの子の場合は幻聴が起こるくらい酷い症状だったと私は感じていました。

幻聴と言えばよく精神疾患で言われている統合失調症が有名です。彼女の場合そこまでではなかったものの、外出するときには、彼女も言っていますが周りの人がすべて敵に見えて「あの人は私の悪口を言っている」みたいな悪口の声が彼女の耳から幻聴として聞こえていたそうです。

こんな状態であれば、思春期で彼氏を作るどころではないですよね。

地球で生きている限り人間と接して生きていかなければいけません。

このような心の状態だったら、楽しくなんか生きていけるはずがありません。

電車に乗るにせよ、飛行機に乗るにせよ、旅行に行くにせよ、買い物に行くにせよ、仕事に行くにせよ、世界中どこに行っても辛い状況から逃げられない心の状態です。

こんなしんどい状況では「死んでしまいたい」と思っても当然です。

それくらい心無い人間の言葉というのは、ときには物凄い凶器になります。

人間の言葉が人一人の人生を狂わせてしまうくらい言葉と態度は凶器になってしまうのです。まさにこれから人生に重りとして背負っていかなければなりません。

それくらいいじめというのは、人間の心に後遺症となって表れるくらい心に大きなダメージとして残ってしまうのです。

いわゆるトラウマって奴ですね。そのトラウマについて詳しく解説している記事がありますのでご覧いただくこともできます。

(関連記事-トラウマを克服しストレスのない心の状態を作る

 

心理療法とご縁が無い方は、もしかしたらそういった心のダメージを一生涯背負わされる羽目になるかもしれませんね。

またいじめによる後遺症は、自分の自己評価を大きく低下させてしまいます。

これも楽しく生きていくうえでは非常に大切なポイントです!

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記事の担当者

この記事は代表の杉田義晴が長年のカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
カウンセラー杉田のプロフィール
 

Posted by expert44