小中学校で酷いいじめでPTSDと対人恐怖症に・・・カウンセリング体験談

2024年3月15日

【生の声カウンセリング体験談ファイル№62】

①性別:女性
②年齢:30代
③所在地:東海地区
④セッション回数:1泊2日集中コース
⑤職業:専業主婦
⑥悩み状況:PTSD、対人恐怖症、視線恐怖、自己否定
⑦悩み歴:約30年
⑧精神科・心療内科・カウンセリング歴:あり

この方の体験談は、過去に酷いいじめやパワハラ、セクハラ、嫌がらせなどの被害を受けて今現在もその辛い記憶に苦しめられている方にお役に立てると思います。

またこの体験談は手書きのためスマホでご覧になられている方は少々見にくいかもしれませんので文字お越しをしておりますので、そちらでご覧いただくこともできます。

 

対人恐怖症克服しました!!!

いじめによる対人恐怖症克服カウンセリング体験談1

いじめによる対人恐怖症克服カウンセリング体験談2

いじめによる対人恐怖症克服カウンセリング体験談3

いじめによる対人恐怖症克服カウンセリング体験談4

いじめによる対人恐怖症克服カウンセリング体験談5

いじめによる対人恐怖症克服カウンセリング体験談6

 

 

カウンセリング体験談の文字お越し

私は小学3年生から中学卒業まで酷いイジメをうけました。本当に地獄の日々で、心も身体もボロボロでした。

「こんなダメで最低最悪な私なんて大嫌い!なぜ私なんかが生きているのだろう・・・。死ねたらどんなに楽になれるのかな。私をイジメる人達も、助けず自己保身で見て笑っているだけの人達も皆クズだ!悪魔だ!憎い!!私も皆死ねばいい!!!」

そんな自己否定と憎悪と恐怖の中で生きてきました。

学校卒業を機にイジメっ子達とは縁が切れましたが、PTSDと対人恐怖症を発症していることに気づきました。

また長い長い地獄の始まりでした。家から一歩出ると常に人の目が恐くて、365日24時間強い不安、恐怖、ストレス、緊張にさらされました。

当然対人関係は上手くいくはずもなく、人への罪悪感と強い怒り、そして自分への執拗な責め立てと否定の日々でした。

何とかしたい。 
でもカウンセリングや治療に行く勇気が出せない。
長年辛さをごまかしながら過ごしました。

そしていよいよ限界になり、心理学を学び認知行動療法を体験したりしました。少しずつ自分の思い込みと過去の私の傷というものが明らかになってきました。

これ以上自力で癒すには限界がある。
プロを探さなくては。

そう思いたどり着いたのが杉田さんのHPでした。

熱い想いのこもったHPを見て、この人なら信頼できる!と感じました。遠方ということもあり、集中的に向き合えるように1泊2日のコースにしました。

当日、杉田さんは温かく気さくな雰囲気で迎えてくれました。
少しホットしたのを覚えています。

まず筆跡から私の性格を読み取ってくれて、それが的中していて驚きました。

私の話をじっくりと聴き、私の辛さを理解し寄り添って下さいました。

この人は私の苦しみをわかってくれる人だと思い、うれしかったです。

私は2日間で①過去の傷ついた自分を癒すセラピーと②胸の中にどす黒く渦巻く強い不安感を取り除くタッピングセラピーを施してもらいました。

①イメージの中で対面した傷ついてボロボロの私は、私に認めてほしい!!と訴えてきました。愛してほしい!人の恐い私を受け入れてほしいって。

そうです、私は傷ついた私をこんな私じゃダメだ!!嫌いだ!!とムチ打って更にキズつけてきたのです。

私に愛してほしい一心で健気にもボロボロになりながら私の叱責に耐え努力する彼女(過去の私)を見て、私は涙が止まりませんでした。

私はなんて酷いことをしてきたのか、そしてなんて健気で愛らしいのか。

私はこの子が愛おしい!!!そう思った瞬間から、衝動的にその子をきつく抱きしめていました。

仲直りの大きな第一歩になりました。

それでも胸の黒い不安感はずっとあって押しつぶされそうな程でした。

対人恐怖が治りそうにないんですけど・・・と勇気を出して伝えると、杉田さんはタッピングというセラピーを提案してくれました。

「この胸の強い不安感なくなりますか?」

と泣きそうな声できくと、穏やかに「治るよ。」と言ってくれました。

私は悲痛な声で「お願い治して!」と言い号泣しました。

思えば私はいつも苦しみを一人で抱え込んできました。

「お願い、治して!」この一言の本当の望み、本音を100%素直な感情にのせて人に発したのがこれが初めてでした。

受け入れてもらえなかったら・・・。
治してもらえなかったら・・・。

そんな恐怖感が感情のまま本音を出すことを許していなかったのです。

杉田さんは驚くでもなく困るでもなく、ただ「うん。」と言いました。

本音を初めて感情のまま出せたこと。
何事もなかったかのように受け入れてもらえたこと。
私にはものすごく大きな出来事でした。

杉田さんは私の顔などをタッピングしながら、私のずっと言いたかった本音をピッタリの言葉を探してくれて出させてくれました。

怒りや憎しみ、悲しみetc・・・沢山の苦しい気持ちと記憶を涙と共に吐き出していきました。

その中で「そんな苦しい気持ちになって当然だ。だって、それだけ辛い想いを感じたんだもん。」というフレーズを提示された時、ああ、私はこの言葉がほしかった。いつもこんな私じゃダメ!と自分にムチ打って否定してきたけれど、本当は私こんな私を受け入れて認めてほしかったんだぁ・・・と思ったら安心感と嬉しさから涙があふれてきました。

私が喜んでいる・・・そう感じました。

杉田さんは私の胸の不安感がなくなるまで何度もタッピングセラピーを繰り返してくれました。

3~4回終わる頃にはあんなに重苦しくあった不安が消えて、胸がスッキリしていました。

杉田さんは「一度消えた不安は二度と戻ってこないから大丈夫だよ」と言ってくれました。

そして本当にその日以来、胸の不安感が戻ることなく、完全に消え去りました。

 

私が杉田さんにお世話になって良かったことは

・過去の自分を抱きしめてあげられたこと。

・仲直りのための大きな一歩を踏み出せたこと。

・タッピングで胸の不安感をスッキリ解消できたこと。

・初めて100%素直な感情にのせて(しかも悲痛な懇願なんて一番出すのが恐い)一番の本音を人に出せたこと。

です。

セラピーが終わっての帰り道、あれだけ対人恐怖が薄れている私がいました。

人が怖い自分をダメ!!!と×をつけていたのが、人が怖い私が愛おしい!と◯をつけてあげられるからだと分かりました。

帰り際に杉田さんが「自分の気持ち、本音を認めてあげること。これが自分を大切にする(愛する)ということだよ。」と言ってくれました。

あぁ、本当にその通りだなと思いました。

自分の感情にダメ出ししたり、人に出せない私には宝物の言葉になりました。

これをきっかけにどんどん自己受容を深めていこう、愛していこう。

そう思いました。

おわり

 

杉田談

私のところには対人恐怖症でお悩みの方がよくご相談に来られます。

彼女の対人恐怖症の根本的原因は、小学3年生から中学卒業まで6年以上酷いイジメを受けてきたことでした。

いじめられたことにより、特に心に大きなダメージを受け自己肯定感が非常に低くなり、自己否定も強くなり、そのネガティブな重い荷物を背負いながら今まで人生を歩んできたのです。

彼女から「ご報告です」とメールが届きました。

その内容がすごくすごく嬉しくて目頭が熱くなってしまいました(笑)

「ついに対人恐怖症を克服することができました!!」
「30年間、長く辛い苦しみでしたが、でもトンネル抜けました!!」

詳しくは掲載できませんが、上記のような内容です。

そしてなんと彼女はカウンセリング・セラピー終了後も一人でコツコツと自己受容のワークをされていました。

その結果、誕生日に過去の自分と相思相愛になり、ずっと手放したかったネガティブなビリーフを手放すことができたそうです。

これは彼女が「自分を何とか変えたい」という覚悟と想いの強さがなしえた偉業だと思います。

あえて偉業と私は言いたいです・・・。

だって、それくらい30年もの間、自己否定と憎悪と恐怖の中で生きてきたわけですから・・・。

彼女がどれだけ苦しかったのか?
どれだけ辛かったのか?

そう考えると私も心が痛かったです。

だからこそ、今までしんどかった分、これからの幸せを心の底の底から願っています!

 

その他の対人恐怖症(人が怖い)に関する体験談は以下よりご覧いただけます。

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記事の担当者

この記事は代表の杉田義晴が長年のカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
カウンセラー杉田のプロフィール
 

Posted by expert44