パニック発作を克服し旅行に行けた方のカウンセリング体験談
【生の声カウンセリング体験談№13】
①性別:男性
②年齢:30代
③所在地:首都圏
④セッション回数:3回
⑤職業:会社員
⑥悩み状況:パニック発作を恐れ遠出できない
⑦悩み歴:20年近く
⑧精神科・心療内科・カウンセリング歴:数件の催眠療法(ヒプノセラピー)とカウンセリング
この体験談は、外出する際にパニック発作(動悸、多汗、めまい、過呼吸など)が起こってしまうことが怖くて、まともに買い物に行くことや旅行も楽しめない方に勇気づけられるかもしれませんね。
やはり旅行は気兼ねなく十分に楽しみたいですよね。
旅行に行けた嬉しさ!
私は16歳の頃から段々と行動、活動範囲が狭くなり閉じこもりがちの生活を送っていました。病院や様々な療法(催眠、カウンセリング等)に通い、ある程度の活動範囲は広がりましが、もっと活動範囲を広げたいという気持ちでいっぱいでした。
なぜかというと、私の場合地元以外のところに行くことなどにすごく不安になり、自分自身の心を抑えることができなくなり、不安感と恐怖感で苦しかったです。
そんな時、結婚が決まり、新婚旅行の話になった時に、北海道に行きたいという話になりました。北海道に行きたくても、行けない私は悩みました。
「何とか治したい」と思い色々な方法を探していると、先生のホームページに出会いました。電話を掛けると先生に親切に対応していただき「ここだ!」と思いました。先生から「個人差はありますがだいたい3回くらいで北海道に行ける」と言われました。
そして、通い続けた結果3回で北海道に行けました。
電車の中で多少の不安感はありましたが、北海道に行って楽しむことができました。
先生本当にありがとうございます。
もし療法で悩んでいる方がいたら、先生の所に連絡することをおすすめします。
パニック発作を克服されたこの方の杉田談
北海道旅行おめでとうございます☆☆☆
私もすごく嬉しいです!これからは、海外にもチャレンジしてさらに人生を楽しみましょうね!
ちなにみこの方のお嫁さんは、こういった症状を理解してご結婚されたそうです。
なけるぜ~
パニック障害の方は、いつ、どこで、どんなふうにパニック発作が起こるのではないかと常に不安を感じながら過ごしています。
それが本来楽しいと想える旅行先で「もしパニック発作が突然襲って来たらどうしよう」とビクビク恐れていることが多いので、楽しめるものも楽しめなくなってしまいます。
それを想うとこの方は北海道旅行を楽しむことができて本当によかったです!
パニック障害解決へのヒント
これはカウンセリングを通してパニック障害で悩まれている方のセラピー(療法)をさせていただき改善していくにはあることをやっつける必要があると経験から感じています。
そのあることとは・・・?
予期不安をやっつけろ!
▼予期不安とは
一度パニック発作を経験すると「もうあんな恐ろしい又は辛い目には遭いたくない」と心で強く思ってしまうことで不安感が生じてしまうことです。発作を繰り返してしまうとこの不安と恐怖心がどんどん強化してしまい症状が悪化してしまうこともあります。
ですから、パニック発作を繰り返さないためにもパニック障害を克服していくためにも避けて通れないのがこの予期不安をやっつけていくことがすごくすごく重要になってくると私は考えています。
反対にこの予期不安が弱まってくれば、改善に向かっていると判断することもできるでしょう。
それともう一つパニック系の症状を解決していくために必要なことが安全領域の確保です。
パニック障害について詳しく解説している記事がありますのでそちらもご覧いただけます。