トラウマ・PTSDを克服された方のカウンセリング・セラピー体験集
このページでご紹介する体験談を書いてくれた方たちの症状やお悩みは、過去の不快な出来事の記憶が突然、それも鮮明に甦ってきて現在の自分の心が大きく乱されてパニック状態になってしまう。
よく言われるフラッシュバックという奴ですね。
人間の潜在意識というのは、現実に起こっていることと空想や妄想といったイメージしていることをまったく同じ現象として理解するという性質があります。
だからこそ、過去に起こった不快な出来事を思い出しただけで今現在まさにここで起こっていると脳は勘違いしてしまうんです。
もちろん意識では今ここで起こっていないと認識しているにも関わらずです。
こういった人間の心の性質があるからこそ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされてしまうのです。
私なりの意見を言わせていただくと薬では症状を一時的に抑えることはできても根本的に解決していくのは非常に難しいと感じています。(あくまでのこれは私の考えであるとご理解ください)
なぜかというと、薬は基本的に症状を抑えるための対処療法です。
薬を飲んだからといってその不快な記憶が完全に薄まるわけではありません。
ですから薬物治療の場合は、薬をずっと手放せない可能性も出てきます。
個人のカウンセリング体験談
PTSD、複雑性トラウマ、そして解離性障害といった症状を持たれていた方の体験談になります。
特に解離や感情麻痺状態は、カウンセリングを進めていくことで明確になることが多々あります。
性的虐待のPTSDを克服 20代女性 主婦
自分自身がどうしたいのか、はっきりしていなくて、でも、こんな自分が大嫌いでした。主人を信じられない、娘とどう接したらよいか分からない。他人を信じられず、必要以上に警戒し、緊張して、いつも疲れていました。そして、幼い頃祖父から受けた性的虐待の事が、夜になると思い出してしまい眠れません・・・つづく。
PTSDによるフラッシュバック克服 30代女性 主婦
私は17年もの間、PTSD・うつ病・パニック障害の症状に悩まされてきました。それは自分自身を苦しめていただけではなく、大切な家族の幸せをもメチャクチャにしていたのです。毎日が地獄の中にいるようなものでした・・・つづく。
22年間自覚できない複雑性トラウマに悩まされて 30代女性 医療関係
10歳の頃からなぜだかわからない不安感、恐れ、吐気、自殺祈念、そして今までの自分とは違う自分になろうとしていました。ずっと理由がわからないまま22年が過ぎ、ある時、テレビで児童ポルノについての特集番組を観ていて、幼い頃自分自身もそういう被害にあっていた事を思い出して・・・つづく。
過去の恐怖や怒りのトラウマを克服 30代女性
体験談ということで、あまり客観的になれず文書も下手なので、主観的でよくわからない文章になってしまうかもしれませんが、どうか先生の解釈でお願いいたします。先生のところに最初に行った時には、安定していた症状が(妄想、頭の中の声)出てきていて、大変苦しんでいました・・・つづく。
PTSDを克服するにはNLPのフォビアが有効?
こんな話があります!
精神療法で何年もかけても良くならなかった戦争帰還兵の戦争トラウマ(PTSD)に対して驚くほどの効果を発揮し戦争帰還兵の社会復帰を果たすことに貢献をしました。
脳に鮮明にすり込まれている記憶の映像、音、感覚を変えていくことにより、その記憶とつながっている感情を手放すことができますので記憶の書き換えが可能になってきます。
個人差はありますがフォビアの場合、20~30分くらいで不快な記憶を書き換えることもできます。
もちろん記憶は消えることはありません。
▼トラウマに関しては詳しく解説している記事をご用意しておりますので、そちらをご覧になることもできます。