洗脳されたトラウマを解決された女性の体験談
【生の声カウンセリング体験談№58】
①性別:女性
②年齢:30代
③所在地:首都圏
④セッション回数:5回
⑤職業:アルバイト
⑥悩み状況:ある方のトラウマ
⑦悩み歴:7年
⑧精神科・心療内科・カウンセリング歴:有り
この体験談は、他人から過去に洗脳されたことがトラウマになってしまい、現在そのトラウマに苦しめられている方に参考になります。
手書きの体験談ですのでスマホでは少々見にくいかもしれません。ですから、文章を起こして掲載もしております。
過去の恐怖や怒りのトラウマを解消
手書き体験談文章お越し
体験談ということで、あまり客観的になれず文章も下手なので、主観的でよくわからない文章になってしまうかもしれませんが、どうか先生の解釈でお願いいたします。
先生の所に最初に行ったときは、安定していた症状が(妄想・頭の中の声)出てきていて大変苦しんでいました。統合失調症と診断され入院までしましたが、それまでは症状が安定していて(薬も飲まなくとも)週2,3日ですが仕事が出来ていて楽しく過ごせればいいと思ってきました。
症状も安定しストレスもなく元気になってきた矢先、父親と接すると急に心が不安定になり、症状が出てくるということになってしまいました。
母は私を常に察してくれて、私に合わせてくれあまりストレスを与えないように接してくれていましたが、父はいい意味でも普段と変わらず私を察して、私にとって楽な対応をしてくれるという気配すらなく、父の気遣いではあると思のですが子供に接するように優しくするという感じでした。
そういう対応が嫌だなぁと思うことすらストレスでした。(病気だけど子供ではないし・・と)
病気になる前は、父は恐い存在で気をつかいプライドを傷つけないように父に私が合わせていましたが、(子どもの頃から心の中では父への不満、批判的な気持ちは多くあり、でもそれを外に見せたり、ぶつけることは出来ず、ずっと抱えたままでした)
どうして病気の私が以前のように父に合わせなければいけないのか、逆ではないのか。
例えば以前のように、元気でないのに元気でいなくてはいけない、話したくもないのに話さなきゃいけない、そんなのストレスでしかありえないと察してくれない父に怒りが爆発していました。(父がダメダメな時も父には見せず、すごい父だと思わなければいけない・・・そういうことにもおかしいのではと思ってきていました)
母とは信頼関係を築けているのにどうして父とは築けないのかと悩んでいました。症状も出てしまうし私をどうしてくれるのかなどと思っていましたが、ちょうど自分では仕事ができ楽しく過ごして以前よりは元気になってきたと思っていたので、私が病気より以前父に合わせていた自分に戻ればいいのかと思うことになりました。
それは洗脳された自分から以前の自分に戻ることなのではと考えました。同時に自分を癒していこうと思ってきた時期でもありました。
過去に受けた自分をつぶされてしまったこと、それによって自分が変わってしまったこと(変えさせられたこと)、それによって大切な人達と別れた悲しみを癒そうと思いました。
本当は父との葛藤なしに癒していくことができたら、もっと楽に進んで行けるのにと思いました。そのときは苦しい体験でした。
今思えばすべてつながっていて、自分を癒して行ったら以前の自分に戻れて父にも気がつけるくらい元気になるということだったんだなと思います。(父との事は今も現在進行形でいます)
まず先生のところですべてを素直に話せて真剣に聞いて下さったことで気持ちが大変楽になりました。
話したことで父との事や洗脳されたことやその相手、元旦那や親友との別れ、色々な感情がからみ、ごちゃごちゃでどうしたらいいのか分からなくなっていることに気づくことができました。
タッピングで元旦那との別れ、親友との別れの感情が出たことで涙が出て楽になりました。
そしたら、洗脳してきた相手への怒りがふつふつと出てきました。それは今まで封印してきたものでした。洗脳されてお金を取られてたりと色々あったことを自分なりに良いことだったとして前に進んできたからです。(全て出会うべくして出会うとかそういった必然として肯定しないと思っていました)
悔しい思い、殺したいという思い、こんなにもあったのかとびっくりしました。
洗脳されて恐怖と共に教え込まれたことその時は、そうしないとダメなんだと思っていました。自分の気持ちは苦しんのに無視をしました。させられました。
なので教えられたことは、正しくても、全然納得できずにいたので、自然と心が変わってくるということも全てではないですが、ほとんどのことありませんでした。
洗脳されたまま突き進んで結果、自分がどうしたらいいのか分からなくなりました。その相手と別れてから、抜け出せて苦しみから解放されましたが、教え込まれたことが人として正しいことばかりで、変なことをさせられたこと以外はそのように生きていかなければと思うことしかできませんでした。
そして私は変わりました。(自分にうそをついていたということだと思います)
でも、心が素直に変わりたいと思って変わっていないし、感動したりして気づいたらこういう自分になっていたというわけでもないし、それより心はこんな箱のようなものから抜け出したいんだと思っていました。
抜け出したい、人とそして未熟でも嫌な奴でもそこそこ人のことも思えていい奴だったんじゃないか、そんな元に戻りたい自分。
今まで人として大切なことだと自分に言い聞かせて(というか恐怖そう思うしかなくなっていたのかもしれません)洗脳されたままの方がいいと思う、苦しいけど、人との摩擦はいい子で居た方がないしと、そっちの方でいることを望む自分、との葛藤がありましたが、気づいたら自然と日常を変えてみようと思っている自分がいました。
思い切って洗脳の相手と会う前の自分を引っぱり出してきて、わざと部屋を片付けなかったり、だらしなくしてみたり、以前は人をばかにすることもあったな、人を責めることもしていたなと、自分を許していくこともできるようになっていました。
気づいたら日々の日常で(家では)自分が一個になっていました。(そしてメールでお伝えした通り対面ではまだ1つになっていない感覚です)
どれだけ自分の心を押し込められてきたか、とてつもなくその相手は間違っていたんだと思えるようになり、同時に自分自身も自分にそうしていることがあるんだと今は思います。
とても悲しいことなんだと今は思います。
本当に先生のところに行って自分を戻し、まださらに自分を見つける手助けをして頂いたことに心から感謝です。
そして先日友人と連絡を取ることができました。そのことでまだ自分は変なんじゃないかとか、劣等感とかあるところがありますが、自分の自信につながりました。また交流ができてくると喜びと共にプラスになってくるような気がしています。
体験談を書かせて頂いたことにも感謝です。
改めて自分を知ることができて、今抱えていることも見えました。
ありがとうございました。
【補足】
私が1つになれたのは先生のオリジナルの療法のおかげだと思います。元来の自分ともう一人の自分、もう一人の自分は自分をいじめていたことが分かりました。許し合いをし、本来の自分を大切にすることを約束させました。
きっとそのことで日常にも変化が起きてきたんだと実感しています。
洗脳される前の自分に戻してみようと思えたこと、その中で心もどんどんこうしなければということ、強迫観念から解放され、まだその途中ではありますが、気づいたことはやはり自分はいたんだということでした。
それは洗脳される前の私であり洗脳されてからも私はやっぱり変だとか思う自分がいたのだから当たり前です。
でも私は時に傍観者であったり、洗脳野郎のことを間に受けてしまい、方を持つことをしていました。自分をいじめていた私は、きっとそいつだったのではないかと思います。
又私はファッションが好きでファッションは自分を表現するものだということを大切にしています。先生の所に通って2,3回自分のクローゼットに違和感を感じていました。今はその意味がようやく分かってきて、今ある自分が好んでいないということでした。
まだその時は、本来の自分に気づいていなかったので、何とか自分らしくということで過去の自分を一生懸命引っぱり出してきて満たしていたんだと思います。
今はあまりこだわらなくなってきて、黒ばかり着ていたのですが明るい色を着ていきたいと思うようになりました。
今は自分がもっと今の自分のように自分をしっかりわかっていて生きていたら、洗脳なんかされなかったんだと思います。
今の自分は自分を生きている実感があります。洗脳されていたこのような事やおかしな世界に引き込まれおかしくなり病気になりました。
病気の妄想で死ねとずっと言われて、本当に自殺までしてしまいました。死なずに生きられましたが、そこまで自分を失いました。
だからこそ、損なことまでになったことが今はとても恥ずかしく思いますが、生きていて自分というものが分かり、自分で居られて本当に幸せに感じます。
先生、自分を取り戻すサポートをして頂いて本当にありがとうございました。
トラウマを克服されたこの方の杉田談
この方はある方に洗脳された過去の出来事が嫌な記憶として残ってしまい今の自分を苦しめていました。
よく言われているトラウマってやつですね。
その記憶を思い出すたびに現在の自分が不快な気持ちになってしまいご相談に来られました。
しっかりと過去の自分と向き合ったおかげですっかり、その過去のトラウマは今の自分には影響を与えない程になりました。
それも、この方がちゃんと過去の自分と向き合っていったことが非常に大きいと感じています。
やっぱり、カウンセラーと相談者さんが一緒に協力して悩みと正面から向き合っていく大切さを改めて実感させられました。