自分理解をしてあきらめることも大切!自己受容7つの要素才能・能力編

2025年1月23日自己受容本当の意味とカウンセリング効果

【自己受容7つの要素】

①性格的な部分
②容姿や身体的なこと(病気も含む)
③才能や能力的なこと
④学歴や職歴
⑤家庭環境
⑥感情
⑦過去の自分

この記事では才能や能力編ですね。

 

自分の才能や能力って?

自分の能力・才能を自己受容する

 

あなたは人間の才能や能力と聞いて、何を思い浮かべますか?

音感が鋭い人、歌が上手い、身体能力が優れている、指先が器用、頭の回転が速い、発想力が豊か、絵が上手い、文章を書くのが優れている、人を笑わすことに優れている、人のキモチを察する、記憶力が優れている、視覚イメージが優れている、乗り物を手足のように操る感覚が優れている、骨太で体が丈夫、特殊体質を持っている、味覚が優れている、霊感が強いなどなどまだたくさんありますね・・・。

才能や能力を違う言葉で言うと「センスが良い」と言えるかもしれませんね。

音感が鋭い方は、楽器を演奏することや作曲などの能力が秀でているのかもしれません。作曲は誰でもができる芸当ではありませんよね。

味覚が優れている人は、料理人が一番向いているかもしれませんし、視覚イメージが優れてる人は、建物を建てる建築家などがいいかもしれません。

人を笑わすことに優れている人は、言うまでもありませんお笑い芸人ですね。人を笑わすことってセンスがないと非常に難しいですよね。誰でもが明石家さんまさんみたいにトークしろといってもなかなかできる芸当ではありません。

身体能力に優れていて、骨太で体が丈夫、特殊体質を持たれている方は、頭を使う仕事よりもプロのスポーツ選手に向いている能力を持っていると考えられるかもしれません。

ドジャースの大谷翔平選手は、アメリカのメジャーリーグで前人未踏の記録までたたき出しています。

メジャーリーグともなると才能や能力を持った一流選手ばかりです。

一刀流でも生き残っていくのは非常に難しい世界ですから、大谷選手は誰が見ても野球の才能とセンスをたっぷり持ち合わせた人だということは言うまでもありません。

よく言われている持って生まれた才能ってやつですね。

それに大谷選手は日々の努力が色々とすごいですよね。

 

努力だけでは叶わないこともある?

皆さんもお聞きしたことがある「努力しても報われないこともある」これを検証していきたいと思います。

プロのスポーツ選手やオリンピックの代表選手になれるのは、競技人口から統計を出すとほんの一握りと言われています。

プロ野球で活躍する一軍選手などは、二軍の選手から言わすと「化け物」だそうです。

我々一般人から見るとプロの世界に存在しているだけでも二軍の選手ですら、すごい才能を持たれた別次元の人たちですよね。

だって、高校野球の全国大会で甲子園に出ていても、プロの世界に入れるのはほんの数パーセントだということは言うまでもありません。

さらに鳴り物入りでプロの世界に入ったからと言って、今度は将来プロで活躍できる選手がどれくらい存在しているかですよね。

するとさらにパーセンテージは下がります。

中には才能や能力があっても、致命的な大怪我をしてしまい断念せざるおえない選手もおられます。

大怪我をしない柔軟な体というのも、一つの大きな才能や能力なのかもしれませんね。

また合宿所などがある高校の高校球児は皆同じような練習をしてかなり質の良い練習を積んでいます。

同じような練習量をこなしているのになぜか差がついてしまう・・・。

これは持って生まれた才能や能力、心の気質の違いだと思いませんか?

 

自分の才能を見極めることも大切

自分の才能や能力を見極めるのは、ちょっと難しい問題かもしれませんね。

我々人間はなかなかその現実や真実を受け入れたくない性質があると考えられるからです。

しかし、見極める一つの目安があるとしたら・・・?

「もうやるだけのことはやった悔いはない!」

このようにスッキリと想えたら、自分がその道では開花することができないと受け入れている証になるのかもしれませんね。

仮に何かのプロになれる才能がなくても、そのこと自体が好きだったら人生を楽しむことはできますよね。

しかし、プロで食べていく才能がないのにその道のプロで飯を食べていこうと思ったら、それはそれは努力をしても報われない状態に陥ってしまい人生がしんどくなってしまいます。

 

 

ときには諦め自己受容する

努力しても報われない現実を自己受容

 

これは若き日の私の話になりますのでご了承くださいね。

私は20歳のときにプロレスラーになりたいと思い、勤めていた会社を辞めました。

その後は入門テストに受かるために体を大きくすることと筋力をつけるための自主トレを毎日6時間以上行っていました。

努力の成果が出て1年後には体重が15キロ増えて筋力も増してきましたので、入門テストを受けに行きました。

私の体と身長では書類審査で落とされるのがわかっていたので、直接道場に受けに行きました。

その当時は全日本プロレス、新日本プロレス、UWFというプロレス団体などがあり、私はこの中の一つの団体に直接入門テストを受けに行ったのです。

1回目は体重が少ないということで落とされて、2回目はあとちょっとのところで落とされてしまい、3回目で合格しました。

 

己の限界と現実を知った

その後は自分の能力のなさを実感させられた日々でした。

なんせボクシングみたいに階級制がないので、この道では一流になれないと入門して1か月も経たないうちに実感させられました。

いくつか挙げると一流レスラーであるY、F選手と練習相手をさせてもらったときこんなことを言われました。

「おまえ~からだ小さいな~、それに骨が細すぎる。これじゃすぐに骨が折れちゃうぞ」

ここの団体は、蹴りと関節技がメインなのでこれは致命的です。

案の定、当時若手のY,A選手とスパーリングをさせてもらっている最中に倒された勢いでそのまま上に乗っかられただけで鎖骨がずれてしまう怪我をしてしまいました。

それ以降は数ヶ月痛みと腕が上がらなくなってしまいました。

そうやって、1週間もしないうちに体を壊されてしまったのです。

その後さらにわかったことは、目の膜が非常に薄くて医師からは「パンチが直接目に当たったら、失明する恐れがある」と告げられてしまいました。

ここでわかったことは「自分は格闘技には不向きな体」という事実です。

いくら努力を重ねても骨を太くすることはできないし、目の膜を厚くすることができないこの悲しい現実

上記の真実を受け入れなければいけない現実でした。

しかし、私はこれでも「やるだけのことは自分でやった」と感じていたので諦めがつきました。

一つ言い訳をすると階級制があったら、諦めずにやっていたかもしれません。

 


▼自己受容(ありのままの自分を受け入れる)や性格改善をされていった方たちのカウンセリング体験談がありますのでそちらをご覧になることもできます。

自己受容・性格改善カウンセリング体験談


▼自己受容(ありのままの自分を受け入れる)にご興味がある方は以下の書籍を一読する価値があるかもしれません・・・。

自分を好きなる自己受容本の詳細

 

 

Left Caption

記事の担当者

この記事は代表の杉田義晴が長年のカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
カウンセラー杉田のプロフィール