職歴 学歴コンプレックス(自己受容)編

自己受容本当の意味とカウンセリング効果

自己受容6つの要素

 

①性格的な部分
②容姿や身体的なこと(病気も含む)
③才能や能力的なこと
④学歴や職歴
⑤家庭環境
⑥感情

自己受容に関連している要素の①性格的な部分②容姿や身体的③才能や能力的なことを今までお伝えしてきました。

今回は学歴や職歴に関する自己受容についてお話していきます。

わかりやすくするために学歴コンプレックスという言葉を使ってお伝えしていきます。

 

学歴コンプレックス

 

学歴にコンプレックスを持たれている方も世の中には意外と多いかと私は感じています。

学歴コンプレックスといっても、それほど強くない方、まあまあ強い方、強迫的に強い方もおられると予想できます。

中卒や高卒でコンプレックスを持ってしまうのは、多かれ少なかれ誰でもがあるのかもしれませんね。もちろんまったくない人もいます。

しかし、強迫的に学歴コンプレックスが強い方は、子どもの頃の親子との関わりが関係していることが多々あります。この場合は普通以上の大学を卒業したとしても、その後劣等感で苦しんでしまい人生を楽しめない方のケースもあります。

学歴コンプレックスの特徴

学歴にコンプレックスを抱えて生活していると、いくら大学をちゃんと卒業して一流企業に勤めながらも、自分に自信が持てずに仕事でも最大限に能力を発揮できなくて苦しんでいる方もおられるのかもしれません。

それはもしかしたら、こんな考えや価値観にとらわれている可能性があるからです。

学歴コンプレックス=自己評価が低い

もし普通の大学を卒業してて、学歴コンプレックスで自己評価を下げていたら、これはもったいないと思いませんか?

こういった方は、学歴コンプレックスというよりもトラウマ的な何かが心の中に存在しているのかもしれませんね。

反対に学歴に対しのコンプレックスがあることで、それをバネにして「学歴の高い奴だけには絶対に負けたくない」という強い想いを持つことにより、能力を発揮する方もおられます。

こういった負けず嫌いの方であれば、根性と信念の強さで自らの人生を切り開いていけることもできますよね。

学歴に対して強烈に劣等感を感じているとその劣等感という色眼鏡を通して、世の中全体を見渡すようになります。

すると学歴の高い人たちを見ると、嫉妬、ひがみ、ときには酷く憎悪などを感じてしまい、しっかりと自己受容ができていない方は、そんな汚れた負け犬の遠吠えの感情を持っている自分を自分で責めてしまう傾向があります。

そのパターンに陥ってしまうと日常生活の中で、ポジティブな気分でいるよりもネガティブな気分でいる時間の方が長くなってしまい自己評価が低くなってしまう可能性があります。

それくらい学歴コンプレックスに囚われてしまうと自己肯定感が持てずに自己否定感ばかりが先行してしまい暗い人生になってしまうかもしれませんね。

 

親の言葉が学歴コンプレックスになった?

学歴コンプレックスに囚われてしまったある30代後半男性のお話です。

この男性は小学生のときから、学力がずば抜けていて学年トップを争っていました。

そんな我が子を見ていた両親は、この子に将来の期待をかけます。特に母親は教育ママで「学歴こそ人生で一番大切なもの」という価値観を持っていました。

またこの母親はこんなふうにも考えていたそうです。

高学歴=才能を持っていて人格が優れている人

そしてこの価値観を無意識のうちに悪気もなく我が子に悪い言い方をするとマインドコントロールするわけです。

さらに母親は我が子を「天才」と祭り上げるのです。

「天才」と祭り上げるのならまだいいのですが、テストの点が悪かったり、勉強しなかったりすると人格を否定するような言葉を投げかけるのです。

またテレビなどを見ているとき、高学歴の人が称賛されていると「ほらやっぱり東大だからだよ」と何げない一言を言うのです。

しかし、こういった言葉が将来この子を苦しめるはめになるとは誰も知る由はありませんでした。

さらにこの子が高校生になったあたりから、知らぬうちに親が東大に入ることを期待し、本人以上に東大に入れることに熱心になっていました。

したがって「オレは天才だから何としても東大に入らなければいけない」といった強迫観念的な想いにかられてしまったのです。

もうこうような価値観を持ってしまうと、東大以外の大学に入学しても学歴コンプレックスを持ってしまうと思いませんか?

しかし、努力は虚しく5浪しても東大には手が届きませんでした・・・。

その間は東大1本にしぼって受験していましたが、次からは仕方なく中の上あたりの大学に入学しました。

さてこの男性は大学を卒業後どんな人生観を持たれて生活をしていると想像できますか?

引きこもりがちになり、彼女もできず、人生に希望が持てずに、母親を憎み、自己否定感が強くて自分と親を責めている毎日を送っていました。

特に母親への憎しみや許せない気持ちが凄かったです。

ではなぜそうなってしまったのか・・・?

ここは重要なのでポイントをおさえながら、解説させていただきますね。

 

母親の暗示が学歴コンプレックスを生んだ?

この子が小学生のとき母親が持っていた価値観である

「高学歴=才能を持っている人格が優れている人」

といった間違った言葉をそのまま疑いもなく潜在意識に飲み込んでしまったと考えられます。

特に子どもの頃は通常こういった飲み込みは無意識のうちに行われることが多いので抵抗することは非常に困難です。

この言葉を心の奥深くに飲み込んでしまったことにより、反対に以下の価値観を刷り込まれてしまった可能性もあります。

低学歴=母親から愛されない
低学歴=能力がない
低学歴=人格的に劣っている

どうですか、もしこんなふうな価値観を持ってしまったら、高学歴でない限り生きていくことに絶望すら感じると思いませんか?

ここで皆さんにご質問しますね。

本当に低学歴の人は親から愛してもらえないんでしょうか?

本当に低学歴の人は能力がないんでしょうか?

本当に低学歴の人は人格的に劣っているのでしょうか?

ある一部の方を除いてはほとんど「NO」だと思います。

そうやってこの方は母親から間違った思い込みを思い込まされてしまった結果、学歴コンプレックスという悩みを抱えて人生を苦しんでいました。

この男性が言った言葉の中で印象的な言葉があります。

「親から天才と言われ続けられて期待されることがどれだけ辛いかを知った。これだったら、アホ・バカと言われていた方がまだ楽に生きられた」

残念ながらこの母親は、高学歴という肩書を持たれている人しか高評価しない価値観を持たれた人だったんですね。

現在は「自分がこうなったのは親のせいだ!」と母親に対して凄まじい怒りや憎しみをかなり強く持たれていました。

それほどこの男性は幼いときから無意識のうちに親の期待に応えられなかったときの苦しさ、辛さ、絶望感をたくさん感じていたんでしょうね。

もうこなってくると「学歴なんか関係ない」「自分の学歴の現実を受け入れなきゃ」「過ぎたことは忘れて前向きに考えろよ」「親を憎むのはやめろよ」みたいなことを言われてもまったくこの方の心には響かないでしょう。

それどころか反発心が強くなってしまう可能性があります。

 

学歴コンプレックスを自己受容する効果的なセラピー

インナーチャイルドビリーフチェンジセラピー

EFTビリーフチェンジセラピー

ご興味のある方はご覧になってみるのもいいですね。ちなみにインナーチャイルドとEFTでビリーフチェンジする技術はメンタル心理エキスパートが開発した独自の療法です。

 

職歴コンプレックス

 

さて今度は学歴ではなく職歴コンプレックスについてお話していきますね。

ある日、失恋をしてしまい私のところに失恋カウンセリングセラピーを受けに来られた30代女性がいました。

失恋を克服していくためのカウンセリングセラピーを進めると同時についでにもう一つ解決したいことがあると言いました。

それが過去自分が納得いかない仕事をしてしまったという罪悪感です。

この罪悪感が何とも言えないネガティブな気分にさせてしまい、ずっと心に中で引っかかっていたそうです。

この女性の場合、過去に自分が納得できない仕事をしてしまったおかげで、職歴コンプレックスという状況を作り出してしまった原因でした。

そのおかげで日常生活でポジティブな気分でいるにも関わらず、以前行っていた仕事のことを思い出すたびにネガティブな気分に引っ張られて苦しんでいました。

学歴コンプレックス同様、職歴コンプレックスも酷くなってくると大きな悩みへと発展してしまい、自らの幸せを邪魔してしまうこともあるという現実です。

しかし、この女性はしっかりと自分が行ってきた仕事をありのまま受け入れることができるようになり、長年悩んでいた苦しみから解放されていきました。

 

職歴コンプレックスなんのその!

ちょっと余談ですが、若かりし頃の私のお恥ずかしい話をさせていただきます。

これは職歴コンプレックスとはちょっと違う内容になるかもしれないことをご了承くださいね。

私はプロのレスラーになる夢を諦めた22歳のときから、27歳まで土木関係の仕事をしていました。ちなみに土木の仕事も私には向かないと感じていました。

土木の仕事も奥が深く、様々な現場に臨機応変に対応していかなければいけませんので、肉体だけではなくかなり頭も使う仕事です。

そういった仕事内容の中でスコップを使う肉体労働があります。

ある現場に行ったとき、当時50代後半くらいの土方のおじさんが居ました。

そのおじさんは頭を使う仕事よりも肉体労働が合っているらしく、スコップを使う仕事に誇りを持っていると言っていました。

当時23歳だった私は、そんな誇りを持って仕事をしているおじさんをバカにしていました。

「こんなスコップを使う仕事、誰でもできるじゃん」

こんな感じで一生懸命仕事をしているおじさんを見下していたのです。

そんな私のバカにしている想いを察していたと思います。

しかし、そのおじさんはそんな私の想いに振り回されることなくもくもくとスコップを動かして仕事をしていました。

今思うと誇りを持って一生懸命仕事をしている方に本当に失礼で無礼な態度を取ってしまったと大後悔と大反省しています。

どんな仕事でも世の中に必要なことですし、まして誇りを持たれてスコップの仕事をしているって本当に素晴らしい光景ですよね。

しかし、その1年後そのおじさんは急死してしまい天国へ旅立っていきました。

今考えると周りからどんな酷いことを言われようが、自分のスコップ仕事に誇りを持って仕事をされていたこのおじさんのメンタルは私より数倍強いと思います。

 

学歴コンプレックスのまとめ

 

私は学歴だけが人間の人格を決めるものではないと感じているし、学歴が高いからと言って仕事ができるとは限らないし、才能や能力が優れているとは思っていません。

特に才能や能力は人それぞれ違いますよね。

発明王と言われたトーマス・エジソンなんかは、小学校中退ですからね。

確かに色々な部分で有利に働くことは確かです。

サラリーマンの世界ではいくら能力があっても高卒というだけで出世の道が閉ざされてしまうのも事実です。

それよりも自分が自分らしく生きていける環境を自らが見つけていくことのほうが長い目で見て大切なのではないかと私は考えています。

もちろん何が正しくて、何が間違っているとか、というのは個々それぞれの価値観ですから、それはそれでいいと思います。

先ほどご紹介させていただいたスコップおじさんは、ある意味「誇りを持てる仕事だ」と心の底から想えて幸せな人生だったのかもしれませんね。


自己受容(ありのままの自分を受け入れる)にご興味がある方は以下の書籍を一読する価値があるかもしれません・・・。

自分を好きなる自己受容本の詳細