自然体で生きるコツをわかりやすくメタファー(比喩)で大公開
このサイトをご覧になられている方は以下のように思われているのかもしれませんね。
「自然体で生きるってどういうことだろう?」
「自然体で生きられないから、人生は面白くない」
「あの人のように自分をもっと押し出して人生を充実させたい」
「自然体で生きたいのにその意味がわからない」
「自然体で生きたいのに他人の目が気になってしまう」
そんなあなたが自然体で生きるための大きなヒントを得るためにある物語をご用意しました。
自然体で生きられないのは苦しい
実は私杉田も30代前半までは、自然体で生きていないということを実感していました。
本当の自分ではなく偽りの自分で日々を過ごしていたおかげで正直苦しいと思う日もかなりありました。
自分の気持ちや意見がうまく他人に表現することができずに心がモヤモヤすることも多々あり、本当は自分がこうしたいと思ってもそれを行動に移すことができずに悩んだこともありました。
今思い返すとまったく自己受容(ありのままの自分を受け入れる)ができていなかったんだなって感じています。
このような状況だと人間関係(恋愛、パートナー、友人、仕事仲間)やスポーツ、仕事で能力を発揮することなど上手くいかない可能性が高くなってしまうと思いませんか?
自然体で生きていない=自己受容ができていない
自然体で生きていない=自分に大嘘をついてる
とも言えるかもしれません。
反対に自然体で生きている人は、自己受容(ありのままの自分を受け入れる)ができていて、自分に正直に素直に生きているとも考えられます。
自分に素直に生きているからこそ自らの特性を知り、それを活かして、自分の本当のやりたいことを見つけて、願望や夢を叶えたりする可能性も高くなってくるかもしれません。
自己受容(ありのままの自分を受け入れる)については、以下の記事からご覧になられるといいでしょう。
これから、自然体で生きるということがどういったことなのか?
それを物語形式でお伝えしていきます。
そして、そこから抜け出すコツとヒントが色々と隠されていますので楽しみながら読み進めることもできます。
また先ほどご紹介した自己受容がよく分かっていない方でも理解が深まっていくかもしれません。
是非、最後まで読まれて色々とお気づきになられることを願っています。
自然体で生きるためのコツ
これからある一頭のゾウとチーターの物語をお話しますので、楽しみながら読み進めることもできます。
この物語を読みながら、様々なことを想像し感じてみることにより、自分らしく自然体で生きていくことの本当の意味と何か重要なヒントに気づいていただければ幸いです。
実はここでご紹介する物語は短編になっていますが、長編を出版しようかと考えたこともありました。
自然体であるためのゾウとチーターの物語
ある野生のジャングルに面白いことを考えついていた一頭のゾウとチーターがいました。
▼ゾウ
そのゾウは毎日のように・・・

と深刻に悩んでいました。
なぜ悩んでいたかというと、ある川で一頭で水を飲んでいたときに、ふっと後ろを振り返ってみると、そこにはなんと五頭以上のライオンがゾウを狙っていたのです。そこで勝ち目がないと思ったゾウは、一気に走り出して逃げましたが、すぐに追いつかれてしまい、次から次へとライオンがゾウへ襲いかかってきてしまい、一時はライオンの餌食になる寸前まで追い込まれてしまったのです。
しかし
持ち前のパワーでなんとかライオンを力でねじ伏せ怪我を負わせましたが、ゾウ自身もかなりの怪我を負ってしまいました。
それ以来ゾウは・・・

と思い込んでいたのです。
▼チーター
一方、チーターは毎日のように・・・

と深刻に悩んでいました。
なぜ悩んでいたかというと、ある日すごく腹を空かしていて無理と分かりながら、たった一頭で自分の体より3倍近くある大きな獲物に向かっていったのです。
ところがパワーの違いを魅せつけられて、見事に後ろ足で蹴られて、空中になんと五メートルくらい高く飛ばされたあげく、運悪く顔から堅い地面に打ち付けられてしまい、大怪我をしてしまったのです。
それ以来チーターは・・・

と思い込んでいました。
ゾウとチーター出会いから始まった
ゾウとチーターはそういった苦い経験があったので、何とかそんな自分を変えたいと思い始めて悩んでいたのです。
そして、胸騒ぎがするある日の午後、そのゾウとそのチーターは運命の出会いをしました。
まさにその出会いはお互いにとって衝撃が走るほどの素晴らしい出会いだったのです。
その出会いとはお互いが求めていたのもがそこにあったのです。
その衝撃的な出会いはこのようにはじまった・・・
ゾウが歩きながら食べ物を探していると、いきなりゾウの数十メートル先に一頭のチーターが獲物を追って、華麗に無駄なくかっこよく速く走っている姿を目のあたりにしたのです。
体重が重く動きも遅いことに悩んでいたゾウはそのとき・・・

と直感で感じ未来が希望に変わりました。
そのときだった・・・
以前そのゾウを襲ったライオンが数頭復讐に来たのです。
ですがまだライオンの怪我はまだ完治していませんでしたが、手負いのライオンほど怖いものはありません。次から次へと手を緩めずに襲ってくるライオン。
しかし、ゾウはことごとく襲ってくるライオンを持ち前のパワーでふっ飛ばしてしまったのです。
以前から体を大きくしパワーをつけたいと願っていたチーターはその光景を見て・・・

と直感で感じワクワクしました。
そしてお互いに自分の持っていない長所を魅せつけられて、ゾウとチーターは意気投合し、お互いの悩みや思い込みを解消するために、ゾウがチーターに体重を増やすこととケタ外れのパワーをつけるコツを伝授して、チーターがゾウにダイエットのやり方と足を速くする方法を教えたのです。
ゾウとチーターはお互いの成果を知るために1年後にこの場所で会う約束をした・・・。
ゾウはチーターの言われたと通りに、毎日血のにじむような努力をして、ダイエットをしながら、俊敏さと足が速くなるトレーニングをしました。
その結果、1年間で体重は半分以上落ちて、体重が落ちた分、足も速くなることができたので、ゾウはその成果に驚いて早くチーターに会って驚かしたいとワクワクしていました。
チーターも同じようにとても素直にゾウのアドバイスを忠実に守って、1年間頑張った結果、なんと体重が2倍に増えて、パワーも以前とは比べものにならないほど付きましたので、チーターも早くゾウに自分の変った姿を見せたいと思って、会える日を楽しみにしていました。
再会の日だったが・・・
そして、運命の日がやってきた・・・
ゾウは西側から、チーターは東側からその中心地点の場所をめがけてお互いが歩み寄って行くと、お互いが理想とする変った姿が徐々に見え始めてきたのです。
ところが、お互いの姿がだんだん見え始めたあたりから、共に違和感を感じるようになってきたのです。
そういったお互いの違和感を感じながら、2頭の距離がどんどん近くなっていく・・・
そして、ついにゾウとチーターは1年前に会った場所で、お互いに1年前とは変った姿で再会したのです。


と、お互いに会話をして同じような印象を持ったのです。
でもゾウもチーターも自分を変えることができ、現在は自分にとって最高の状態だと思い込んでいたので、言われたことに対して理解できずお互い不快に思っていたのです。
さらに2頭はそのことがきっかけで険悪な仲になってしまいました。
そして、お互いに自分の変った理想の最高の姿を褒めてもらえなかったゾウとチーターは、そのあと現実を思い知らせれる出来事が待っていた・・・。
ゾウは仲間の像の元へと帰る途中にまたもや、執念深い数頭のライオンに遭遇してしまったのです。
しかし、ゾウは「今度は簡単に逃げ切れるぞ」と思いスマートになった身体で一目散に逃げ出したのです。
ところが自分が想像していたのとは違いチーターみたいな華麗な走りができずに数分もしないうちにライオンに捕まってしまったのです。
今までは体力とパワーに任せて、次々と襲いかかってくるライオンを吹っ飛ばしていたのですが、体が細くなりすぎてパワーもなくなってしまったゾウはなんと簡単に倒されてしまって大ピンチ・・・。
そのとき仲間の像がやってきて、九死に一生を得ましたが、それよりもショックだったのは、自分がライオンに襲われてぜんぜん逃げ切れなかったことでゾウは理想と現実のギャップを知り、精神的に落ち込んでしまいました。
チーターの方はというと、実はチーターは1年間無駄な体力を使わずにある程度の筋肉をつけながら体を大きくするため、この期間は狩りをしていませんでした。この1年間はチーター仲間が狩りをしていてくれたのです。
そこでチーターは今までお世話になったチーター仲間に恩返しがいたいと思いました。
チーターは以前より体も大きくなりパワーが見違えるほど付いていたので、狩りを楽しみにしていました。ところが、獲物を追っても追っても、体が重いせいで俊敏さやスピードがまったくなくすぐに逃げられてしまう・・・。
チーターはそのとき疑問を感じたり悩みましたが、ある重要なことに気づき始めたのです。

という言葉を思い出したのです。
さらに「確かゾウさんがスマートさと華麗さのチーターさんはどこへいってしまったんだろう?本当にあのチーターさんなの?」と言ったことも思い出して、賢いチーターはここで自分らしく自然体で生きていくには、どうしたらいいのだろう?という根本的な自分の生き方を学んだのです。
それからというものは、チーターは本来持っている均整のとれたキレのある肉体と筋肉、そして俊敏さとスピードに磨きをかけるよう努力を積み重ねていったのです。
その結果、自分らしさを取り戻して毎日イキイキと生きていけるようになっていったのです。
自然体をさらに強化した
ゾウと険悪な仲になり、1年以上の月日が流れましたが、チーターは現在自分が幸せを感じることができているのはゾウさんが自分に言ってくれた言葉のおかげだと思い、ゾウさんに逢って感謝の気持ちを直接伝えたいと思い、ゾウさんの元へと足を運んだのです。
それから、三日後ゾウの群れを見つけたチーターは、ある一頭のまったく無気力で迫力が無くやせ細り、マイナスのオーラを出しているゾウを見つけたのです。
そのゾウが友人のゾウだとチーターはすぐに分かりました。
チーターがゾウを見たとき、あの喧嘩別れしたときのスマートなゾウと体型がほとんど変っていませんでした。また顔色や肌のつやはあのときよりさらに悪くなっていることを感じていました。
一方ゾウの視界には、一頭のチーターが近くにいるということは知っていますが、まさか友人のチーターとは知るよしもありません。
なぜかというと、あの時の体型や顔の表情、毛並みとはまったく違っていたからです。
今のチーターは余計な脂肪がまったくなく、肩や腕、足の筋肉が盛り上がって、全身がはがねのような筋肉で覆われていて、顔がシャープでせいかんです。体脂肪率がなんと5%と驚異的、喧嘩別れした時の体脂肪率は35%でした。
そして、チーターがゾウのところへ歩み寄り話をして、ようやく友人のチーターだと分かったのです。
しかし、ゾウはチーターの変わりようにビックリして、まだ半信半疑で信じられない様子です。
そこでゾウとチーターの会話が始まりました。











そのあとゾウはしばらく考え込んでいましたが、それから像の群れはそのゾウと一緒に、はるか北西の遠い場所へと移動していってしまいました。
そのゾウはその後どのような生き様をしていったのかは、読者の方々の想像にお任せします。
おしまい
今回の記事はNLPのメタファーという技術を使っていました。
【関連記事】
NLP(神経言語プログラミング)