完璧主義で生きづらかった女性のカウンセリング体験談

2024年3月15日

【生の声カウンセリング体験談№35】

①性別:女性
②年齢:40代
③所在地:首都圏
④セッション回数:1回
⑤職業:パート
⑥悩み状況:生きづらさと多汗症
⑦悩み歴:1年くらい
⑧精神科・心療内科・カウンセリング歴:無し

ストレスが原因で心の問題や身体的に何かの症状が出て悩んでいる方に参考になる体験談です。

 

完璧主義で生きづらく多汗症に・・・

私の場合は特に深刻な状況ではなかったのですが…。一年ほど前から仕事が忙しくなり、残業・残業の毎日で、朝起きてから寝るまでバタバタ余裕のない日が続きました。

時間がないのと疲れで最低限の家事しかできず…。もともと母として主婦としても完璧でありたいという思いが強かった私は、いつも頭のなかが『やらなきゃならない事』でいっぱいでした。

そうやって時間に追われ、やらなきゃならない事に追われてストレスが溜まっていったのか、脇汗が止まらなくなってしまったのです。そのため着られる洋服も限られ、人に見られて恥ずかしい思いをするのもいやで、そんな理由で杉田先生のもとを訪れました。

先生のカウンセリングはとても丁寧で、私の日々の行動や心に溜まっていた思いをすべて話し終ったところで治療が始まりました。いちばん時間に追われる朝を想定しての治療で、ツボを刺激されながら『今まではこうだった』『これからはこうしようと思う』と、先生の言われるように繰り返すだけです。

最初は緊張しながらでしたが、だんだん頭のなかが空っぽになっていき、窓から見える山を見つめながら殆ど無意識に先生の言われるまま朝の行動の様子を繰り返していると、突然『私は今まで辛いと人に言えなかった。これからは頑張るのはやめよう』と言われたのです。

そしたら、自分でも訳がわからないまま涙が溢れてきて止まりません。落ち着いて、また最初から同じ事を繰り返してもやっぱり同じところで涙が出てきます。

それでやっと、自分が無理しすぎて辛かったことに気付いたのです。三回目にはもう涙も出なくなって、それで治療は終りました。

そしたら驚いたことに、次の日から『やらなきゃならない事』がなくなってしまったのです。正確に言えば、やらなくてはならない事は山のようにあるのに、追われるかんじがないのです。

朝も、時間に追われるでもなく特に急いで支度したわけでもないのに、出かける5分前には準備し終っているという不思議な毎日を送っています。焦らなくなったせいか、汗も軽減されました。

あんなにバタバタしていた夜も、今はソファーにゴロンとしてTVを見る余裕さえあります。

今までは何だったんでしょう???不思議ですねぇ(笑)

杉田先生、ありがとうございました。

 

完璧主義で生きづらかったこの方の杉田談

自分で「辛いことを辛い」と言えないと自分の気持ちにうそをつくことになりますよね。

やはりそういった価値観が完璧主義の生きづらさだと思います。

しかし、それを自分で自分に「辛かった」と言えて、感情を解放をした結果、多汗症もかなり軽減されて完璧主義克服もできて私もすごくうれしかったです。

ちなみにこの方は雰囲気が黒木瞳さんにそっくりでした。

性格改善カウンセリング体験集

参考なまでに

この方が改善に向かっていったのは、自分の気持ちを正直に認めそれを言葉にしたことが良かったです。

しかし、カウンセリングを受けられる前は、完璧主義のため自らの感情を表現できない心の状態でしたのでストレスが溜まっていったと考えられます。

こういった事例に関わっている参考になる記事がありますので、ご紹介しておきます。

(関連記事-感情を抑えると心に毒素が溜まる

 

 

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記事の担当者

この記事は代表の杉田義晴が長年のカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
カウンセラー杉田のプロフィール
 

Posted by expert44