人の目が気になる1~3のレベルで解決方法がまったく違う
いきなりですが・・・
「もし世界の人々がまったく人の目を気にしなくなったら、どんな髪型をして、どんな服装をして、どんな化粧品を使っていると思いますか?」
これ、想像しただけでも恐ろしいと思いませんか?
たぶん、たまにしか風呂に入らない方もいるし、髪の毛やヒゲ、すね毛、わき毛はボサボサ、服装は適当、体型も乱れていき、女性は化粧もせずにお肌のケアもせずにスッピンで毎日過ごしているかもしれませんね。
これって、動物みたいですよね。例えば、犬が毎日朝6時に起きて、顔を洗って、歯を磨いて、ムダ毛処理をして、化粧をしてみたいなことしないですよね(笑)
何が言いたいかというと、我々人間は多かれ少なかれ皆、人の目を気にしているという事実です。
では何が問題なのか?
それはあなたがどれくらいのレベルで人の目が気になっているのかということです。
そのレベルがあまりにも高く日常生活に支障をきたす程のものであれば、それは相当しんどい日々を送られていると察します。
人間の価値観の違い
まずは同じ人間で人の目が気になる方の考え方や価値観の比較をしてみましょう。
もちろん気になるレベルによっても異なってきますけどね。
仮に同じレベルだとしても悩む人と悩まない人もいますよね
その違いは何なのか?
それは人それぞれの考え方や価値観の違いがある可能性が高いです。
例えば、以下はAさんとBさんの価値観です。
Aさん
Bさん
どうですか、これは完全に人の目を気にしているという現実は同じですが、ネガティブに捉えているのか、ポジティブに捉えているのかの違いだけですよね。
ではAさんは人の目が気になることで悩んでいると思いますか?こんなことは聞かなくもすでにご理解できますよね。
この場合、Bさんの悩みは人目を気にしていると良い成績が残せないという強い思い込みがあるのでその部分に何か心の問題があるのかもしれませんね。
もちろん性格的なことの要因もあると考えられます。
ここでもう一つお伝えしたいことは、「人の目が気になる」ということに対してどれくらい恐怖心を感じているのか?といったことが解決していくうえで大きなポイントになっていると私は考えています。
人目が気になるあなたのレベルは?
さて、ここでは人の目が気になってしまうことがどれくらいのレベルなのか?
これは本人しかわからないことですよね。
今までの私の経験を踏まえて上で3つのレベル段階にわけてみましたので、今現在あなたがどのレベルなのかを確認してみてください。まずはどこのレベルの部分が一番当てはまる項目が多いのかやってみましょう。
レベル1~3の解決策は異なってきますが、あくまでも可能性が高いという仮説です。
レベル1と思われる項目
人見知りの傾向がある
他人に合わせことが多い
他人の評価が気になる
他人から変な人だと思われたくない
人に嫌われたくない
人からどう思われているか気になる
自分をよく見せようとする(見栄、虚勢)
レベル1は考えすぎと自己受容が抜け出すポイントになるかと考えられます。
レベル2と思われる項目
自分の意見を言えない、自分を気持ちを伝えるのが怖い
断れない、ノーと言えない
人から嫌がらせや攻撃されることを恐れている
人と居ると緊張することが多い
人の顔色を伺うことが多い
怒られるのが怖い
人と話すのが怖い
自意識過剰
レベル2は過去にいじめやパワハラ、セクハラ、モラハラなどトラウマになるような出来事を経験したと考えられます。
レベル3と思われる項目
どこに居てもリラックスできない、安心できない
自己評価が異常に低い
人といると常にビクビクして緊張している
外出がすごくストレス
レベル3は幼少期の親子関係が影響していると考えられます。
さてあなたはどのレベルだと考えられますか?
また当てはまった項目の中でどの項目が一番恐れを感じているのか、確認してみましょう。
その恐怖心がMAX10段階あるとしたら、どれくらいの数値ですか?
軽い恐怖心を感じる(1~4)
中程度の恐怖心を感じる(5~8)
かなりの恐怖心を感じる(9~10)
これらの恐怖心の数値が高ければ高いほど、対人恐怖症的(社交不安障害)な悩みを解決しようと思って努力してもなかなか難しい場合が多々あることは経験上わかっています。
反対にその問題を解決しようと努力すればするほど辛くなってしまうこともありますので注意が必要です。(こういったことは私のところにご相談に来てくれて方が教えてくれました)
レベルがわかりましたら、ちょっとページを上に戻って、解決策関連ページをご覧になることもできます。
こういった原因を詳しく解説している対人恐怖症専門ページがありますので、ご興味のある方はそちらをご覧になってみてください。
▼視線恐怖症(人目が気になる)の関連
対人緊張や視線恐怖症、男性恐怖症、いじめの後遺症といった対人関係で悩まれていた方のカウンセリングセラピー体験談のページになります。