緊張すると頭が真っ白になる カウンセリング体験談
【生の声カウンセリング体験談№59】
①性別:女性
②年齢:50代
③所在地:近畿地区
④セッション回数:1泊2日集中コース
⑤職業:保育士
⑥悩み状況:人間関係で頭が真っ白になってしまう、アダルトチルドレン
⑦悩み歴:2~3年くらい
⑧精神科・心療内科・カウンセリング歴:通常のカウンセリング
アダルトチルドレンや人間関係が苦痛で色々とストレスを感じられている方に最適な体験談です。
これは手書きの体験談ですのでスマホでご覧になられている方は少々見にくいかもしれませんので、文字お越しをしておりますのでそちらからもご覧いただけます。
頭が真っ白になる頻度が増えてきた
文字起こし
セラピーを受けるきっかけは、職場で注意を受けるうちに思い出そうとしても頭が真っ白になってしまう頻度が増えてきて、どうにもならなくなったからでした。
カウンセリング等の相談機関を利用したことは以前にもありましたが、相性が良くなかったのか、自分のしんどさを受け止めてもらえたと思えたことは残念ながらありませんでした。
インターネットで調べるうちに、偶然、杉田先生のホームページに行きつき、予約をお願いしました。
自宅からは1日では往復できない距離なので、どの程度お願いしたらいいだろう・・・催眠療法って怖そうだしな…と不安に思いましたが、電話での杉田先生の温かい声を聞いて安心できました。
ご相談させていただき、1泊2日の短期集中コースをお願いしました。
セラピーを受け、最初に苦しくなった時のことを思い出す中で、幼少期の自分に目が向けられました。私の家は中流家族、父は昭和の猛烈なサラリーマン、母や専業主婦で、三食食べさせてもらい、大学進学のお金もだしてもらい、児童相談所のお世話になるような虐待はなかったのですが・・・同居の祖母は痴呆を患っており、妹は重度の障害者で、弟は中学から家庭内暴力と半不登校で、思い出せば幼い時から母の愚痴を聞く以外に、家に自分の居場所がありませんでした。
話を一方的に聞くばかりで受け止めてもらうことが、ほとんどないと、その子は自分が感じたり、思ったりすることに、意味を感じられなくなってくるように思います。
家の中で居場所が欲しいのに、居場所を作る行動が自分をさらに希薄にしてしまう・・・それでも、子どもの私はわずかな愛情でも必要だったし、他にやりようがなかったと今でも思います。
初日は催眠療法を受けました。インナーチャイルドや催眠療法を駆使したセラピーというと、意識のない無防備な状態で暗示を入れられるようなイメージがあって、怖かったのですが、そういった心配は取り越し苦労でした。
目を閉じて杉田先生のやさしい語りかけが・・・心に届く感じです。
椅子にゆったり座り、リラックスすることで、神経を緩めたり、目を閉じることで直に入る視覚情報を遮断して、深層に埋もれた五感記憶や感情記憶にアクセスしやすくしているのかなと思います。
2日目は、EFTタッピングセラピーを受けました。セラピーの効果を上げる為に杉田先生は何度も私の気持ちにフィットする言葉は何なのか聞いてくださりました。
私がいくつか伝えますと微妙な言葉のニュアンスの違いも確かめながら、最も心に効く言葉を選んでくださりました。途中で「無理なんです。母はどうしようもない人なんです」と母にフォーカスして自分の気持ちになかなか目を向けることができず、セラピーが前に行かない場面もありました。
それでも杉田先生は私の思いを丁寧に聞き続けてくださりました。感情を持つこと自体、何となく心もとなく感じる私が、自分が大切だと思いたのだから、本当にたくさんの気持ち、言葉、思いを拾ってくださったのだろうと思います。
お陰でセラピーが終了する頃には「親は親、私は私」と自分の気持ちを大切に思うことができるようになりました。
その後ですが、最初の2週間くらいは身構えないで、普通に過ごせることの快さを噛みしめながら過ごしました。
家族には「前よりも身近に感じられる」と言ってもらえました。
自分で一番わかる変化は、くどくなくなっただろうということでした。
辛いときには両親が助けてくれなかったことがトラウマになって、不安から結婚後もいつも必要以上に家族に念押ししていたことに気がつきました。
さらに1か月以上経ちましたが、辛い気持ちを受け止めてもらい、そのおかげで自分の人生の質が新しいものに変わったと感じています。
人はどんなに望んでもどんなに努力しても、一人では気持ちを受け止めてもらう経験をすることは出来ないので、こんなにありがたいことはないと思いますし、杉田先生には言葉で言い尽くせないほど感謝しています。
私は「辛くても感情的になってはいけない。気持ちを乗り越えることが大人なのだ」と思い込んでいましたが、今では自分に起こるすべての感情が本当に他者とつながるためにあると思うようになりました。
職場でとっさに思い出せなくて困ることはまだありますが、自分は自分でいいと思えるようになってきました。気持ちが張りつめてない代わりに一緒に働く職員の方々の気遣いや温かさが今までに増して受け止められるようになった気がします。
もし困っていて、セラピーを受けようか迷われている方が、いらっしゃれば、その方にお伝えしたいです。
「小田原に安心して、セラピーを受けられるところがありますよ。誠実で心の温かい先生が待っていますよ。」
この方の杉田談
頭が真っ白になるなって思考が停止状態になってしまうと、特に重要な仕事をしなきゃいけないときなどは、大きな不安を抱えてしまいますよね。
この方の場合、緊張すると頭が真っ白になってしまう根本的な原因は幼少期の親子関係が比重を占めていたような気がします。
彼女がこの体験談で書いてくれているように「母親にフォーカスしたら、セラピーが前に進まなくなった」これはまさしくよくある心理的抵抗です。メンタルブロックと言われることが多いですかね。
この心理的抵抗を外さない限り、根本解決は非常に難しくなりますので即座に外しにかかりました。
彼女の場合とても素直で純粋な心の持ち主だったので、抵抗を外すのにかかった時間は30分~40分くらいだったと記憶しております。(通常はもっと時間がかかる場合が多いです)
このようにカウンセリングやセラピーの効果を停滞させてしまう心理的抵抗については詳しく解説している記事がありますので、そちらをご覧になることもできます。
(関連記事-メンタルブロックと心理的抵抗は92%確率で解除できる)
この体験談の他に私宛に感謝のお手紙をいただきましたので一部ご紹介しますね。
「生きづらさがかなり軽減して、家族も心から喜んでくれています。まるで脳から変な誤作動を起こすマイクロチップでも取り除いてもらったような気がして、心のオペを実感しました。」
そうなんですよ。
実は催眠療法中に誤作動を起こすマイクロチップを取り除くことに成功したんです(笑)
手書きの体験談本当にありがとうございました。