カウンセラーこそ心と技そして体の自己管理が大切

2024年3月6日カウンセラーになるための基礎知識

前回は主に自己管理の重要性について記事を書かせていただきました。

イチロー選手の話や原点回帰の大切さや優れたパフォーマンスをしていくためのこと、そしてカウンセラーが陥りやすい罠といったことをお話していきましたね。

その自己管理の中でも最強って言ってもいいくらいのことを忘れていたので今回はその最強の自己管理であるスポーツをすることについて語っていきます。

個人的にディスクワークやカウンセラーみたいに体を使わない仕事をされている方にはスポーツをすることをお薦めしたいですね。

トレーニングする女性

またこれからカウンセラーやセラピストを目指されている方は、今回の記事を違った角度から読み進めて行くのも色々な発見があって勉強になるかもしれません。

スポーツをするメリットに関する心理?
スポーツが終わった後の心理?
なぜ、スポーツが優れた自己管理方法なのか?

そんな目線で読まれていかれたら面白いかもしれませんね。

 

スポーツこそ最強の自己管理方法

スポーツをするメリットはたくさんありますが、主に健康に良い働きをしたり、筋力低下を防いだり、気分をポジティブにしやすかったりします。

そしてなんといっても皆さんが気にしている体型を維持又はカッコよくできる最大のメリットがあります。

ですから、誰でもが引き締まった筋肉質のスタイルの良い体型に憧れているところは多かれ少なかれ持たれているのではないでしょうか。

サッカー選手で有名なポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドみたいなキレのある肉体美。

このようにほとんどの方がスポーツをすることの大切さはご存知だと思いますから、一度や二度チャレンジされた方も多いのではないでしょうか・・・。

しかし、実際にやってみるときついし、辛いし、苦しいので続かずに辞めてしまった。

基本的に我々人間は継続に弱い動物とも言われているし、辛いことやしんどいことを避けようとする心理が働きます。

その心理に負けてしまって運動をしなくなってしまう傾向があります。

 

スポーツが続かない方の心理

ここではスポーツが続かない方の心理についてちょっとお話していきますね。(病気や怪我を除く)

・好奇心が旺盛過ぎてあきっぽい性格

・最初に行った筋トレがきつくて嫌になってしまった

・少々続けていたけど効果が上がらずにバカバカしくなってしまった

・何も目標もなくやっている

・スポーツが苦手という意識が強すぎる

・スポーツに関してのトラウマがある

・忙しくなってやる暇がなくなってしまった

ざっと上げるとこんな感じではないですかね。

よく「オレは意志が弱いから続かないんだよ」って言う人がいますけど、私は意志が強いから弱いからというよりも、潜在意識的に何かがブロックしているんじゃないかと考えることもあります。

その心理的なブロックを外さないといくら意志が強くても途中で挫折してしまう可能性が高くなる

カウンセリングセラピー的な視点から観察する脳に刷り込まれている苦手意識やトラウマを解消して、ワクワクするような目標を潜在意識にインストールして、効果的なトレーニング実践していけば続けられると私は思っています。

それくらいのことだったら、心理療法を使っていけば思ったよりも簡単です。

もちろん本人がまったくやる気がないんだったら、いかに心理療法が優れていたとしても無理ですけどね。

▼トラウマについてカウンセラー目線から、非常に詳しく解説している記事がありますので、そちらをご覧になるとトラウマへの知識が深まります。

トラウマを克服しトラウマになりにくい心の状態を作る

 

筋トレ自己管理法のメリット

最近では筋トレは、人生を成功に導くとか折れない心を作るとか、様々な言い方をされている本もたくさん出版されているみたいですね。

皆さんは「筋トレ」と聞いて何を想像しますか?

きつい、しんどい、続かない、めんどくさい、重い、疲れる、筋肉バカ、ナルシストなどといったネガティブなイメージの方が多く浮かんできたのではないでしょか?

ちなみに私の筋トレのイメージはこれです。

筋トレ=最高の自己管理法

ではなぜ筋トレが最高の自己管理の方法なのかというと、いくつかありますのでそれをお伝えしていきます。

先ほどもちらっとお話しましたが、体の健康を保つ上で非常に良い、他のスポーツに比べて道具が必要ないので安い(公共施設を利用する場合)、筋力低下を防げる、生活がだらけにくい、強いメンタルも磨かれる、体型を維持できる又はカッコイイ体になれる。

また筋トレの良いところは一人で自分の都合の良い時間に気軽に始められるところが素晴らしいと思います。

筋トレをしている人とまったく運動をしていない人では病気になるリスクもぜんぜん違うと聞きます。

これだけの素晴らしいものを手にすることができるが筋トレの魅力かもしれないですね。

ちなみに私は筋トレを30年以上行っています。

ですから、体型は高校3年生のときの体重とほとんど同じです。

ただし、肌のツヤとかハリはさすがに勝てませんが、同年代の人たちの体型や肌と比べると、自分で言うのはなんですが、ぜんぜん違うというのも自分でわかります。

体はまだまだ30代ですが、頭皮は70代です(泣)

努力は嘘をつかないといいますが、筋トレも嘘をつきません

筋肉はすごく正直で素直なので負荷を与えれば筋肉は必ずそれに応えてくれます!

 

筋トレは最高傑作の自己管理法

私は個人的に筋トレを続けてきてデメリットよりメリットの方が圧倒的に多いと感じています。

私が実感している筋トレ最大のメリット

筋トレ=自信を強化する

私は筋トレをする前まったく自信のかけらもないつまらない人間でした。

機能不全家族で育ったせいか、体や知能の発育も非常に遅く、学力もスポーツも同級生と比べて劣るばかりだったので自分にまったく自信が持てずに生きていました。

ところが21歳くらいから筋トレをやりだしてからは、トレーニングをすればするほどひ弱だった体に徐々に筋肉がついていきベンチプレス(仰向けになってバーベールを上げる筋トレ)の重量もどんどん上げられるようになっていきました。

一番嬉しかったのは、自分が努力していることが明確に目に見える結果として表れてきたことがとても嬉しかったしそれが自分の自信につながっていきました。

オレもやればできるじゃん!

ちなみにこう思えたことは人生で初でした。

たかがこんなこと、と思われる方もいるかもしれませんが、私にとっては大きな出来事でした。

 

食習慣を変える重要性

若いときはあまり食事を気にしませんでしたが、やはり40歳を超えたあたりから、食事を見直していきました。

若いときと同じように食べていては、お腹周りに容赦なく油がついてきます。

それを阻止するために炭水化物を6割減らし、その代りに低カロリー高たんぱくの食材を取り入れるようにしました。

最初はお腹が減って慣れませんでしたが、そのうちそれが習慣になって現在ではその食生活をずっと続けています。

その食生活を続けていたら、体脂肪が減り、筋肉量が増えてきました。

ちなみにアイスやチョコレート、ケーキといった甘い物は大好物なので食べ過ぎない程度に頂いています。

私の場合、そのちょうど良いバランスのおかげでだらけることなく仕事に対するストイックさ、やる気、向上心を保てているのかもしれませんね。

 

カウンセラー自己管理のまとめ

2つの記事にわたって自己管理の大切さについて語ってきましたが、前回自己管理には3つの意味があるというお話をしましたね。

1、体調の管理
2、心の管理
3、技術の維持と向上

そして自己管理をすることによって

クライアントさんから求められたとき

優れたパフォーマンスをするため

だとお伝えしました。

違った言い方をすると、クライアントさんのご相談を受けるときカウンセラーは自らがベストな状態で望むことが大切である。

これは独立開業カウンセラーは絶対に忘れてはならないとても重要なことだと私は思っています。

だって、一人でやっているわけですから、叱ってくれる人も、アドバイスをしてくれる人も、仕事ぶりを観察してくれる人もいないわけですからね。

だからこそ私は開業カウンセラーにとって自己管理は大切だと感じているのです。

大相撲の世界で言われている

心・技・体

を充実させることがプロフェッショナルと言える仕事ではないでしょうかね。

こんなことを言っていながら、私だって完璧にできるいるわけではありません。だからこそ普段から心がけることが大事だと感じています。

 

ちょっとためになるお話

ある女性の物語です。

りな(仮名)さんは自分の体型にコンプレックスがあり、その体型を変えるためと自分に自信をつけたいと思い筋トレを始めました。

筋トレを始め出して1か月が経った頃、多少の筋力はついてきたのですが、減らしたい部分の脂肪が減らずに落ち込んでしまいました。

そこで考え付いたのは、食事を変えることをしました。筋肉のつきやすいたんぱく質を取り、脂肪がつきやすい炭水化物や糖分、脂質を半分に減らしました。

その半年後、体が引き締まりだして以前とは違った体型になっていきました。

りなさんの場合は、ダイエットをするというより、今まで運動をしていなかった分ちょっとした趣味として筋トレをするようになり、食事を見直していっただけです。

それが現在では習慣になっています。

ですからもうりなさんはダイエットする必要がありません。

りなさんの1年後はご想像にお任せします。

りなさんは筋トレをしてから、落ち込むことも減り仕事の能力もアップして以前はまったく自分に自信を持つことができなかったのが、今では自信も徐々についてきました。

りなさんが言っていたのはとにかく今までとは違い生活にメリハリがついたことが、仕事にも生かされるようになってきたと語っています。

そして一番は自分の努力が実を結びコンプレックスを克服できたことが自信につながった。

体型がシャープになっていく嬉しさ→努力して達成できた嬉しさ

これが自分で自分を喜ばすにつがなる

私は前回の記事の中で「自分で自分を喜ばすことが自己管理の概念」とお伝えしました。

見事にりなさんは素敵な自己管理方法を手に入れましたね。

 

もう一つ重要なことがある

これからご紹介するお話は誰が言ったのか忘れてしまったのでご了承くださいね。

この話を聞いたときとても素晴らしいと素直に感じたのでお伝えします。

それを先ほどのりなさんの例を使って語っていきますね。

りなさんは筋トレしてから、自分が幸せだと感じれる時間が増えたと言っています。

それはどういうことなのか?

ここからの話をよく聞いててくださいね。

りなさんは甘い物を食べているときは「しあわせ~」と思っていたそうです。

しかし、食べ終わると「まだ食べちゃった」と罪悪感にかられてしまう・・・。

そして自分の体型を見ては「なにこのからだ~」と
ネガティブな気分になっている。

そんな毎日を過ごしていました。

しかし、筋トレを習慣化した現在は

甘い物を食べると同じように「しあわせ~」って感じます。

しかし、食べ終わると「トレーニングを頑張った自分へのご褒美」と思えるようになった。

そして自分の体型を見ては「なかなかのスタイルだ」と
ポジティブな気分になっている。

ここの例で一番お伝えしたいことがあります。

それはこれです。

甘い物を食べているときは数分の幸せを感じるけどその後はネガティブな気分になってしまう時間が長い。しかし、筋トレしている1時間は辛いけどその後はポジティブな気分でいられる時間が長い

ここではこのことを一番お伝えしたかったんですね。

ポジティブでいられる時間が長ければ

心・技・体も充実しやくなってくるのではないでしょうか・・・。


開業資金の内訳や開業に必要なことが書いているページがありますのでご興味のあるかたはこちらのページも参考にしてみてください。

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記事の担当者

この記事は代表の杉田義晴が長年のカウンセリング・セラピー経験と実績を元にして書いています。
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