怒られるの怖い恐怖レベルの数値とその原因と解決方法
この記事では「怒られることが怖い」と悩んでいる方を対象にしています。
何で自分は怒られることがこんなに怖いんだろう・・・?
何でいつも怒らることにビクビクしてしまうんだろう・・・?
何が原因でこうなってしまったんだろう・・・?
色々と試してみたけど効果がなかった・・・?
このことでお悩みの方は上記のように感じている方も多いのではないでしょうかね。
怒られるのが怖くなってしまった原因や克服へのヒントとなる解決方法なども掲載していきますね。
怒られるのが怖い方の恐怖レベル
人によって怒られることへの恐怖心は異なっているでしょう。
その恐怖心が日常生活まで支障をきたしているのであれば、それは大きな悩みだし、大変なことです。
それが仕事とかに支障をきたしているのであれば、転職を繰り返したり、収入が減ったり、リストラされたりと死活問題にも発展していってしまい最悪のケースになってしまう可能性もありまります。
✅あなたの恐怖レベルの数値は?
その恐怖心のレベルを1~10数値で表すとどれくらいの怖さを感じているのか?
以下に表すのは私の価値観なのでご了承くださいね。
0~3のレベルは普通
4~6のレベルは中程度
7以上のレベルはかなりの恐怖を感じている
4~6の中程度ですが、もしかしたら以外にここに属している日本人は多いのではないかと私は推測しています。
4~6レベルの症状
「上司に怒られるの嫌だな~」
「また上司に怒鳴られる」
「また上司にきついことを言われる」
このように嫌だな~と想う気持ちは強いが緊張してビクビクする程の強い恐怖心がない状態が中程度レベルなのかもしれません。
また4~6までのレベルは、仕事か他の何かの人間関係でストレスが溜まっていて、一時的に恐怖心が上がっている可能性も考えられます。
レベル7以上は日常生活に支障が・・・
7以上の恐怖レベルの方が日常生活でどれくらい悩み苦しみ困っているのか?
ここでは3つを上げたいと思います。
もしかしたら、この記事を読まれている方の中には心当たりがある項目もあるかもしれませんね。
仕事でミスをしやすい
これは怒られることを恐れるあまり、怖いという気持ちに意識がいってしまい肝心な仕事に対して集中力が散漫になってしまいミスをしてしまう。
怒られるのが怖い→集中力が散漫になる→ミスをする→怒られる
どうですか?
このループから抜け出せずに困っている方、案外多いのではないでしょうか?
我々人間は2つのことを同時に意識を集中することは非常に困難ですからね。
人間関係が上手くいかない
怒られることを怖がっていると、人間関係で受け身状態になってしまうことが多くなってしまいます。
どういった状況か簡単にイメージすると、他人に合わせ過ぎてしまい自分の想いや気持ちを人に言うことができない。
良い人を演じて聞き役ばかりで自分を出すことができませんから、人に弱音をはけなかったり、自分の欲求を遠慮したり、恋人などのパートナーに甘えられないという状況に陥ってしまいます。
こうなってくると人と深く付き合っていくことが非常に難しくなっていくことは目に見えています。
深層心理には「私が本音を言ったら怒られる」と思い込んでいるのかもしれません。
パワハラ・モラハラのターゲットになりやすい?
内心で怒られることを強く怖がっているほとんどの方はこんな想いがあるのではないでしょか。
「怖がってビクビクしている自分を他人に知られたくない」
この想いが強ければ強いほど、他人に怖がっていることを知られないように明るく振る舞ったり、強く見せようと背伸びをしたり、笑いたくもないのに笑ったりと必要以上に我慢したり、無理をしたりしていませんか?
怒られることを怖がってビクビクしている弱い自分を他人に察知されてしまったら、バカにされたり、いじめられたり、使えない奴と酷い扱いをされることもあるかもしれないからです。
ではなぜターゲットになりやすいのかをお話していきます。
誤解しないで読んで欲しいのですが、この悩みを持ったすべての方がターゲットになると言っているのではありませんからね。
いくら表面上、明るく振る舞ったり、強く見せようと背伸びをしたりしても人間の無意識はそれを察知していることが多い。
結局、多かれ少なかれビクビクしていることは、ばれているということになります。
ちょっと想像してみてください・・・?
ある会社で重要なプレゼンテーション(人前で情報を提示し話すこと)の役を任せれた2人がいました。
実は2人ともプレゼンテーションが苦手で、講義する前にこんなことを言っています。
Aさん「やっぱりこわいな~手が震えてきたよ」と素直に正直な気持ちを伝えている。
Bさん「別にこわくないよ」と強がって本心を偽り嘘をついている。
さて質問です。
どっちの人の方が、助けてあげたいと思いますか?
どっちの人の方が、かわいげありますか?
どっちの人の方が、自分の本音を言いやすいですか?
おそらく相当ひねくれ屋ではない限り、Aさんだったのではないですかね(笑)
もちろん人間の価値観は皆それぞれ違いますから、Bさんと思われた方もいるでしょうね。
結論から言うと私の意見はこうです。
人は本音を隠す人に嫌悪感を持つ性質がある
だからと言って、言いたい放題の本音を言ってたら、人間関係大変なことになってしまいますのでそのへんはご理解してくださいね。
もっと簡単な例えを言うと、むっつりスケベが何で女性からキモがられるか知っていますか?
世の女性は男性がスケベだということを深く知っているからです(笑)
本当の原因は何か?
怒られることを恐れている考えられる原因は、大きく分けて2つだと私は思っています。
シンプルに性格的気質とトラウマが影響しているのではと私は推測しています。
ではこの2つを説明していきますね。
原因1性格的気質
性格的気質とは後天的にできた性格でなく、生まれ持った元々備わっている性格といったらいいですかね。
わかりやすく解説すると怖がり屋さんか、そうではないかですかね。
ちなみに私は超怖がり屋さんに属します。
小学生のとき、夜一人でトイレに行けなくて隣で寝ていた弟をよく起こしてトイレに行っていたくらいですからね(笑)
未だに気弱で小心者で怖がりで臆病です。
違った表現をすると心が繊細でナイーブって奴ですかね。
私みたいなこういった性格的気質を持っている方は、基本的にビビリだしちょっとしたことで不安になってしまう性格ではないでしょうか・・・。
基本的に怖がりで臆病ですから、大きな音や声が苦手だったりしますし、争い事を極端に避ける傾向があったりします。
ちなみにこの性格的気質を持っている方でこれからお話するトラウマが無い方は、先ほどお伝えさせていただいた恐怖レベルだと4前後が多いかと思っています。
原因2トラウマの影響
恐怖レベル7以上の方は99%このトラウマが影響している可能性が大きいと考えられます。
過去
誰かに強烈に怒られたことがあった
誰かが強烈に怒られている姿を目の当たりにした
大きな声に怯えたことがあった
大きな音に怖がったことがあった
上記のような過去の出来事があった場合、それが心の中で大きなトラウマとなって今現在の悩みを引き起こしている可能性があります。
また原因1の小心者で臆病の性格的気質を持たれている方が、過去に上記の様な出来事があると恐怖レベルは一気に跳ね上がって10のMAXを超えてしまう程のトラウマを記憶してしまうこともあるくらいです。
この性格的気質とトラウマの2つの要因が怒られることへの恐れを生んでいるのではないかと、私のカウンセリングセラピー経験から考えられることです。
怒られるのが怖い方の解決策
先ほどご紹介した3つのレベル別にわけてそれぞれの克服方法をお話させていただきますね。
これは今まで私のところで対人恐怖症的なお悩みでカウンセリングセラピーを受けられた方の資料を参考にしております。
レベル1(恐怖数値0~3)
ここのレベルは何をすることもないでしょう。
自分が怒られることが怖いなんて、おそらく思ってもみないことだし、このことで悩んでいることもないですよね。
レベル2(恐怖数値4~6)
ここのレベルでは、怒られることへの恐れがあっても、そこまで仕事に集中できない程のレベルではないと思います。
ただし、ちょっとしたストレスが溜まっている可能性がありますから、そのストレスを解放していく必要があるかもしれませんね。
例えば自分が苦手で嫌いな上司が居たとします。
その上司に対して「顔を見たくない」「上司の姿を見るだけでイライラする」「あの上司の命令を聞きたくない」「あの上司がいるから会社に行きたくない」等。
会社勤めをしていれば、こういった感情や気持ちを一度は誰でもが思ったことはあるのではないでしょうか・・・。
ここのレベルの解決法としては、まだ意識でコントロールできる範囲だと思いますので、以下の対処法がご紹介します。
NLP(神経言語プログラミング)のサブモダリティーの変換が簡単でいいです。
サブモダリティーはあなたが心の中で持っている内面的イメージを変換していく技術になります。
超簡単バージョンのやり方は以下の通りです。
①上司をイメージする
②上司の顔にいたずらをする
③上司の服装を変えてみる
もちろん自分のイメージ中で行ってくださいね。
イメージの中ですから、どんな酷いいたずらをしてもOKです!
このワークを楽しみながら、数回やってみる。
こういったやり方は私が出版した 「キライな自分」がすーっと消える本のP163~P168に詳しく掲載されています。
あるいはEFTタッピングセラピーをご存知の方は、自分で行ってみるのも一つの手ですね。
このレベルであれば自分でも十分解決可能なのでチャレンジしてみてください。
レベル3(恐怖数値7以上)
このレベルは過去の出来事、トラウマが絡んでいることが多いので専門家にご相談された方が無難です。
それもしっかりと心のオペができるカウンセラーやセラピストの方にです。
正直言って、このレベルになると意識では恐怖心をコントロールすることが非常に困難になっています。
ですから、心のオペができない傾聴カウンセリングだけでは解決困難な状態です。
しかし、そんなことも知らずに意志の力に頼って頑張ってみる。
「怒られるの怖くない、怖くない、怖くない」
と100回言い聞かせたとしても体と心はその暗示に応えるどころか、反対に怖い想いが強くなってしまい、体の一部にネガティブな感覚を感じたり、内心ビクビクしてしまった。
こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか・・・。
それくらいこのレベルになると感情と体のコントロールができなくなっている可能性が高いです。
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